ノンフィクション

眠れなくて、
真夜中にテレビをつけると、

NHKスペシャル再放送、
「光と影 二人のダンサー」が始まりました。

思わず、引き込まれて、
見てしまいました。

昨年の紅白歌合戦で、
平井堅さんの「ノンフィクション」を
踊った義足のダンサー・大前光市さん。

こんなドラマがあったなんて…。

本番のダンスは、
練習の時とは全然違って、
力強く輝いていました。

生きるという絶望や苦痛、
その全てが最後に
浄化されていくような表情に
感動しました。

インタビューで話していた、

「自分は負け組でいたい。
負け組の先に俺組があるから」

という言葉が、自分と重なって
心に残りました。

勝ち組にはなれなかったけど、
負けがあったからこそ、
その先に自分らしい
生き方が出来るんじゃないか…。

また、振り付けを担当した
辻本さんの言葉も強烈に響きました。

「義足だからって、
ダンサーとしての練習を
怠っていないか?」

私自身も自分に理由をつけて、
何か大切なことを怠っていないだろうか?

番組が終わった後も、
そんな風に一人で考えていました。

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