遠くの山が 見える日は
空気も澄んで はりつめる
景色を切り取る 窓の枠
部屋の暗がり 差す光
窓の向こうへ 踏み出せば
額縁のない 風景画
溶け込みたくて 自我を消す
我執を消すこと ままならず
足の向く先 空の中
風が吹いては 飛ぶ心
Posted by 中崎シホ on 5月 24th, 2013 and is filed under 詩.
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