37. 木偶の坊
金曜日, 9月 7th, 2012生きてるだけで
お腹すく
腹がすくから
物食べる
食べる物買う
金が要る
金が要るなら
働くこと
それができぬ
でくのぼう
そつなく
無理なく
抜け目なく
生きるためには
知恵が要る
知恵が要るから
書を開く
開いてみても
文字は筒抜け
でくのぼう
この世はきっと
こんなもの
あの世もきっと
あんなもの
生きているから
考える
一所懸命
かんがみる
それでやっぱり
でくのぼう
Archive for the ‘詩’ Category37. 木偶の坊金曜日, 9月 7th, 2012生きてるだけで そつなく この世はきっと 36. 夏の晩年金曜日, 8月 10th, 2012切迫した最期の ゆっくり弛緩しつづける もはや静止でも 無意にさぐる指先で 来ぬ 切迫してなお 35. 座る非在金曜日, 8月 10th, 2012重みのみ 存在しないことの その日の窓枠が低すぎたので 時間の積もる 嗚呼 心の 重みのみ 34. 今土曜日, 7月 7th, 2012今をひとつ 両手に抱えても 拾った今は 過去は 過去と未来は それでもなお 眼こ見開き 33. 覚醒する幾千の日と夜土曜日, 7月 7th, 2012静寂の中 見はなされ これが静寂 覚醒は 今はただもう 32. 意味深深金曜日, 6月 8th, 2012心きゅうきゅう 頭くるくる 体きりきり 魂しんしん 31. 問い金曜日, 6月 8th, 2012扉をたたいて 自己意識が 魂の世界が 二元論も一元化も 問いも答えも不完全 生のどまん中での煩悶は 生死を揺さぶる重い問い 考えなくてもよいのだと |