母との闘いの果てにあったもの

「お母さん、ごめんね。
暴言を吐きまくって、
心の暴力を振るってしまって、
本当にごめんね。
そして話してくれて、ありがとう」

母との闘いの果てに、
私はそう思った。

昨夜から、
私は母にこれでもか!というくらい
想っていたことをぶつけた。

今朝になっても、
苦しい気持ちはおさまらず、
どうしようもなく
また母に想いをぶつけた。

もう限界を越えた先まで、
私も来ていた。

けれど…。

さっき、母が言ったことに対して
私は思わず「正解!」と叫んだ。

母は今の私の現状などを
ズバリ言葉にしたのだ。

母の精神的負担の重さに
私自身、ハッ!とさせられた。

私は、母に甘えていた…!

衝撃的な気づきだった。

しかし、不思議と
散々苦しんでいた気持ちから
私は解放されていた。

自分の足で歩いていく。

明日に向かっていく勇気を
私はもらった気がした。

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