アンデパンダン展に行き美術の力とは何かを質問

27.03.14 / 創作活動 / Author:

アンデパンダン展に行きました。3人の予定でしたが結局Uさんと2人でした。
創作活動をその性格から分けて考える機会にすることでした。コミティアは商品化し販売目的になる創作活動の場にします。
商品化するものではない創作活動はどうなのか。それをアンデパンダン展に参加してヒントを探そうとしたのです。
今日は大野恵子さん、山下二美子さん2人の公開研究会がありました。作品を前に作者を中心に各1時間ほどの意見交流になりました。これがよかったと思います。詳しい内容は省きます。
このような芸術作品は、作者の生き方そのものが入らなくては干乾びてしまいます。芸術は情動の動きそのものの表現です。ポップなものもあり、それは商品化につなげることができるでしょう。そうでないものは、芸術の表現に向かえばいいのです。
とりわけ芸術性の強さを感じ、説明でも創作の技術的な面を通してそれを話していた
山下二美子さんに、私は素人らしい質問をしました。「音楽の力というのは、説明できないけれどもわかる気がするのです。では美術の力というのは何でしょうか?」
山下さんは「難しいですね」と前置きして、実際に絵を描いてみるなかにその力あるのではないか、という趣旨の答えであったように思います。ピンと来ないのですが、歌はからだがそこにあれば歌えるけれども、絵は紙と色鉛筆ぐらいの何かが要るというのがこの違いにあると思いました。もちろんそれは全体の説明にはなってはいないのですが…。

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