111 一日一日
日曜日, 2月 4th, 2018ひとつ
ひとつ
やっつけ
やっつけ一日終わる
わずかな笑い
流れぬ涙
熱くも飽きて
乾く悲しみ
荷を負う匂いは
海馬を駆けて
記憶の奥底
脳みその溝
ひねもす捻る
考え彼方
夜に呼ばれて
頭蓋がずれる
眠りをねたみ
ゆるい夢見の
果てに始まり
明けゆく朝
ひとつ
ひとつ
やっつけ仕事の
一日一日
Archive for the ‘詩’ Category111 一日一日日曜日, 2月 4th, 2018ひとつ わずかな笑い 荷を負う匂いは ひねもす捻る 眠りをねたみ ひとつ 110 七年目の命月曜日, 1月 8th, 2018神経網が 可笑しなことが 脳信号の変電 命はすでに 七年目の 109 夜の背後日曜日, 12月 3rd, 2017明けないはずの 明けなかった夜は 明けない夜が 取り残された 夜の濃さの極みに至り 僕は 108 あの夏の夢の中土曜日, 10月 7th, 2017不思議の国に 濡れる抒情を あの夏の夢の中 来る秋の日の 107 有無の果て水曜日, 9月 6th, 2017パンクな音に クールな眼で見て イエスの発語は アシタはもはや 106 救いの道日曜日, 8月 6th, 2017生きてるだけで 死にゆくことは ☆ 失う統合 夢見がちな ☆ 苦しみ楽しむ 死にさえ至る ☆ 暗闇の中 救助の道が 105 夏の息ぎれ水曜日, 7月 5th, 2017クロマニヨン人たちの はじまりとおわりは ☆ 千年万年 何年よりかぞえて ☆ 灼熱炎天 刹那の夢も ☆ 息 夏 |