三松会
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2017年2月3日 (金) 22:40時点における版
特定非営利活動法人三松会(さんしょうかい)
理事長 | 塚田一晃 |
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所在地 | 群馬県館林市高根町109 |
TEL | 0276-75-4732 |
FAX | 0276-49-6915 |
フードバンク:前橋にも拠点 館林発困窮者支援7年、県全域へ/群馬
暮らしに困っている人たちへ食料を無償で届ける「フードバンク」。
生活困窮者支援の機運が高まる中、まもなく活動7年になる「フードバンク北関東」(館林市)は6月に前橋市に第2の事業所を構える。
ここを拠点に、県内の自治体や団体との連携を広げていきたい考えだ。
担当者は「フードバンクが、県内の困窮者支援のハブ(結節点)になれば」と意気込んでいる。
◇年間150トン
精米、冷凍食品、インスタント麺、レトルト食品、缶詰、菓子、備蓄食品――。車3台分の車庫を転用したフードバンク北関東の倉庫には、大型冷蔵庫が置かれ、精米入りの紙袋や段ボールが山積みで並ぶ。
これらは、支援が必要な世帯や、自治体、障害者施設、児童養護施設、「子ども食堂」などに配られる。
フードバンク北関東を運営するのはNPO法人「三松会(さんしょうかい)」(塚田一晃理事長)。
2010年夏に事業を始め、現在集まる食品は年間150トンに上る。
9割は企業からの寄贈だ。
会員制の大型倉庫店「コストコ」や、コンビニエンスストアと取引する大手食品卸などから、スタッフが2トントラックで集めて回る。
地元の製麺所や農家からも、売れ残った乾麺や古米が提供される。
◇広がる輪
一方、今は、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄って寄付する「フードドライブ」活動にも力を入れている。
企業の寄贈に比べてその量は少ないが、フードバンク北関東の中心スタッフ、高橋あゆみさん(51)は「フードバンクの周知や啓発につながる」と意義を強調する。
昨年は、高崎市の社会福祉法人や大泉町役場、埼玉県の社会福祉協議会が活動に賛同し、自主的にフードドライブをしてくれた。
太田市も3月に「フードバンクおおた」を開設し、フードバンク北関東が集めた食料などを生活困窮者へ配る事業を始めた。
高橋さんは「小さな輪をつくるのが重要」と手応えを感じている。こうした連携や支援の対象範囲を県内全域に広げるため、6月には新たな事業所を前橋市役所の裏手に構える予定だ。
北毛や西毛地区の困窮者へも新鮮な野菜などを届けやすくなることも期待される。
食品集荷や仕分け、梱包(こんぽう)を手伝ってくれるボランティアを募集している。
問い合わせはメール(Kitakantoofb@gmail.com)または電話(0276・52・8188)で。
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□ことば ◇フードバンク
企業や個人から寄贈された食品を、生活に困った人や福祉施設などに無償で提供する取り組み。
賞味期限が残っていながら規格外や業界の通例で売れなくなった食品を有効活用できる側面もある。
近年は、災害時にも、避難所や、自宅で孤立する被災者へ食料を提供している。
日本では2002年に本格的に活動を始めた「セカンドハーベスト・ジャパン」が先駆けとなった。
〔◆平成29(2017)年1月25日 毎日新聞 地方版〕