Job:インテリアデザイナー
(ページの作成:「==インテリアデザイナー== 〔2003年原本〕<br> 建築物の室内装飾を設計する人です。インテリアエンジニア、インテリアディレ...」) |
|||
| (2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
| 1行: | 1行: | ||
| + | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:中学生・高校生のための仕事ガイド|中学生・高校生のための仕事ガイド]] > [[:Category:インテリア・装飾の関連|インテリア・装飾の関連]] > {{PAGENAME}} }} | ||
| + | |||
==インテリアデザイナー== | ==インテリアデザイナー== | ||
〔2003年原本〕<br> | 〔2003年原本〕<br> | ||
| − | + | 建築物の室内装飾を設計する人です。<br> | |
| − | + | インテリアエンジニア、インテリアディレクターとよんでいるところもあります。<br> | |
| + | 対象は住宅やオフィスビルのほかに、劇場、飛行機、船舶、自動車の内装も設計の対象になります。<br> | ||
| + | もう1つは、付着設備のほかに家具(とくに家具デザイナーという)、照明器具、時計などの装飾品、カーテン、カーペットなどの<br> | ||
| + | 器具・材料・製品の設計という工業デザイナー的な仕事とそれらの配置、色彩の選択なども行ないます。<br> | ||
室内の使いやすさ、空間感覚や色彩感覚というソフトウェア面の技術者にもなります。<br> | 室内の使いやすさ、空間感覚や色彩感覚というソフトウェア面の技術者にもなります。<br> | ||
| − | + | 基本となるのは、意匠構造、設備、施工、法規などの建築関係の知識と技術です。<br> | |
| + | デザイン画やデッサンを正確に描くことが欠かせないものです。<br> | ||
| + | 建築デザイナーの仕事の一部が分化専門化したものです。<br> | ||
照明器具の配置を例にすると、電気の配線など建築デザイナーと協力し、また工事関係者と打ち合わせて協力しながらの仕事です。<br> | 照明器具の配置を例にすると、電気の配線など建築デザイナーと協力し、また工事関係者と打ち合わせて協力しながらの仕事です。<br> | ||
総建築価格の12~20%がインテリア関係の費用といわれています。<br> | 総建築価格の12~20%がインテリア関係の費用といわれています。<br> | ||
なお、建物の外装を行なうエクステリアデザインをインテリアデザインの分野とする場合もあります。<br> | なお、建物の外装を行なうエクステリアデザインをインテリアデザインの分野とする場合もあります。<br> | ||
| − | + | インテリアデザイナーには、大学の建築系・美術系・工学系の学科出身者が多くインテリア専門学科というのはほとんどありません。<br> | |
| − | + | 多くの人は建築士の有資格者です。<br> | |
| + | また工業デザイナーの出身者もいます。<br> | ||
| + | 1987年インテリアプランナーの資格が設けられました。<br> | ||
| + | 就業先は建築会社、設計事務所、室内装飾用(家具、タイル、照明器具、カーテン)メーカー、<br> | ||
| + | 住宅設備機器(台所設備、浴室ユニット)メーカーおよびインテリアデザイン専門事務所です。<br> | ||
〔参考〕(社)日本インテリアデザイナー協会<br> | 〔参考〕(社)日本インテリアデザイナー協会<br> | ||
〒163-1008 東京都新宿区西新宿3-7-1<br> | 〒163-1008 東京都新宿区西新宿3-7-1<br> | ||
| 15行: | 26行: | ||
TEL03-5322-6560<br> | TEL03-5322-6560<br> | ||
http://www.jid.or.jp/<br> | http://www.jid.or.jp/<br> | ||
| − | [[Category: インテリア・装飾の関連| | + | [[Category: インテリア・装飾の関連|001]] |
* | * | ||
2017年9月7日 (木) 09:34時点における最新版
インテリアデザイナー
〔2003年原本〕
建築物の室内装飾を設計する人です。
インテリアエンジニア、インテリアディレクターとよんでいるところもあります。
対象は住宅やオフィスビルのほかに、劇場、飛行機、船舶、自動車の内装も設計の対象になります。
もう1つは、付着設備のほかに家具(とくに家具デザイナーという)、照明器具、時計などの装飾品、カーテン、カーペットなどの
器具・材料・製品の設計という工業デザイナー的な仕事とそれらの配置、色彩の選択なども行ないます。
室内の使いやすさ、空間感覚や色彩感覚というソフトウェア面の技術者にもなります。
基本となるのは、意匠構造、設備、施工、法規などの建築関係の知識と技術です。
デザイン画やデッサンを正確に描くことが欠かせないものです。
建築デザイナーの仕事の一部が分化専門化したものです。
照明器具の配置を例にすると、電気の配線など建築デザイナーと協力し、また工事関係者と打ち合わせて協力しながらの仕事です。
総建築価格の12~20%がインテリア関係の費用といわれています。
なお、建物の外装を行なうエクステリアデザインをインテリアデザインの分野とする場合もあります。
インテリアデザイナーには、大学の建築系・美術系・工学系の学科出身者が多くインテリア専門学科というのはほとんどありません。
多くの人は建築士の有資格者です。
また工業デザイナーの出身者もいます。
1987年インテリアプランナーの資格が設けられました。
就業先は建築会社、設計事務所、室内装飾用(家具、タイル、照明器具、カーテン)メーカー、
住宅設備機器(台所設備、浴室ユニット)メーカーおよびインテリアデザイン専門事務所です。
〔参考〕(社)日本インテリアデザイナー協会
〒163-1008 東京都新宿区西新宿3-7-1
新宿パークタワー8F
TEL03-5322-6560
http://www.jid.or.jp/
*

