Job:機械染色工

2017年9月7日 (木) 14:50時点における版

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機械染色工

〔2003年原本〕
糸や織り物を色や柄に染め、光沢や防水性をもつように加工するのが染色です。
技法には友禅染、型染、しぼり染、蝋纈染（ろうけつ）などがあります。
何を染色するのかによって、①編み物の染色整理、②毛織り物の染色整理、③毛織り物以外の混紡の染色の整理に分けられます。
いちばん多いのは③の混紡の染色整理加工です。
その工程は精錬漂白、浸染加工、捺染加工があります。
①の糸の染色整理加工は、精錬、漂白、水洗、染色、水洗の順です。
②の毛織りの染色整理加工は、複雑で染色工程よりも整理加工にウェイトがあります。
染色技術の向上のために、かせ糸浸染、型紙捺染、スクリーン手捺染、染色補正の4つの技能試験（それぞれ1～2級）があり、合格者は染色技能士となります。
機械化がどんどんすすみ、またコンピュータの導入も図られ、機械染色工の仕事内容は技能をもった機械操作者（オペレータ）に向かっています。