Job:海産物問屋・蒲鉾製造販売
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2017年9月8日 (金) 15:39時点における版
海産物問屋・蒲鉾製造販売
〔2003年原本〕
①海産物問屋。海産物(魚介類、海草)の加工製造・卸商です。
魚類、貝類、海草類を原料に、料理の材料となる加工食品(乾物(かんぶつ)、味醂乾(みりんぼし)、佃煮(つくだに)など)、魚油や家禽(かきん)の飼料を作ります。
卸商として食品メーカーや食品小売店へ販売します。漁港に近いところに製造工場をもちますが、販売市場の中心は都市地域です。
②蒲鉾製造販売
イサキ、オキギスなどの魚を加工し、蒲鉾(かまぼこ)をつくり、販売します。
魚を水で洗い、3枚におろして骨を取り除きます。身の部分を水(やや硬度のある水)にさらし、油、血、臭いを取り除きます。同時に身が白くなります。この白身をたたき、石臼(いしうす)ですりつぶし、味を付け、裏ごしをしてすり身をつくります。
すり身を蒸し上げると蒲鉾になります。蒸す前に板につけ、わら(またはストロー状の)スリットで包みます。
白身をすり、板つけなどは機械化されています。しかし、仕上げは人の手でないとうまくいきません。