Job:モデラー
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2017年9月9日 (土) 17:44時点における版
モデラー
〔2003年原本〕
モデリストともいいます。
日本語では模型製作者です。
仕事の性格からアシスタントデザイナーともいいます。
工業デザイナー(ID)の指示により、製品の立体模型を作る仕事をします。
普通はIDまたは製図技術者の手で、製品の完成予想図ができており、それを見て工業用粘土(クレイ)を、発泡スチロールや土でつくった芯材に盛りつけて形にします。
実物大のものを作りますから、トラックや大型冷蔵庫のようなものだとかなりの作業になります。
電話器や台所用品など持ち運べるようなものだとアトリエでの作業の雰囲気になります。
おおまかな形にクレイを盛りつけておき、その後、クレイを削りながら形を整えていきます。
クレイは意外に固いもので、オーブンなどで温め、柔らかくしてから盛りつけ、冷めて固くなったところで削ることになります。
模型を製作したところで、デザイン面の検討、修正したものは、特別の生産工程にまわし、プロトタイプ(試作品)を作ります。
プロトタイプは少しずつ違うものを3台ぐらい並行的につくり、それぞれをIDが中心になって、デザイン画、機能面を検討、改良していき、完成品をつくります。
IDの補助仕事です。
コンピュータグラフィックを使うIDのばあい、モデラーは最終的なデザインの模型を1台つくるだけです。
ほとんどがメーカーに所属しています。
IDをめざす人と、モデラーを本業とする人に分かれるようです。
モデラー自体が専門技術者として評価されています。
〔給〕は[並]から[やや高]。

