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Job:紡績工

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==紡績工==
 
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〔2003年原本〕<br>
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主に綿、羊毛、絹などの天然繊維(短繊維)を糸にする工程の機械操作者です。<br>
 
主に綿、羊毛、絹などの天然繊維(短繊維)を糸にする工程の機械操作者です。<br>
 
繊維にはレーヨンなどの人造繊維がありますが、人造繊維は初めから糸状でつくることができます。<br>
 
繊維にはレーヨンなどの人造繊維がありますが、人造繊維は初めから糸状でつくることができます。<br>
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原料によって、また工程のどの部分を担当するかによって仕事の内容は異なります。<br>
 
原料によって、また工程のどの部分を担当するかによって仕事の内容は異なります。<br>
 
主なものは、①原料の供給(給綿や仕掛けの作業)、<br>
 
主なものは、①原料の供給(給綿や仕掛けの作業)、<br>
① 加工製品の取り出し(玉揚げ作業)、<br>
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①加工製品の取り出し(玉揚げ作業)、<br>
 
②綿花の塊をときほぐし、不純物を除く(混打工程)、<br>
 
②綿花の塊をときほぐし、不純物を除く(混打工程)、<br>
③梳綿機(カート)を操作し、むしろ状の線(ラップ)を梳し、繊維の方向性をそろえる(梳綿工程)⑤精梳綿機(コーマー)に仕かけるラップから短繊維を除き、繊維の均斉度や平行度を高める(スライバーを作る)、<br>
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③梳綿機(カート)を操作し、むしろ状の線(ラップ)を梳し、繊維の方向性をそろえる(梳綿工程)、<br>
④練篠機を使い太さの均一のスライバーをつくる。<br>
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④精梳綿機(コーマー)に仕かけるラップから短繊維を除き、繊維の均斉度や平行度を高める(スライバーを作る)、<br>
⑤単紡機を操作し、スライバーを引き伸ばし撚りをかけ粗糸をつくり、木管に巻き取る(篠巻作業)、<br>
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⑤練篠機を使い太さの均一のスライバーをつくる。<br>
⑥篠巻から粗糸を引き伸ばし、一定の細さにし、木管に巻き取る(精紡管糸づくり)、<br>
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⑥単紡機を操作し、スライバーを引き伸ばし撚りをかけ粗糸をつくり、木管に巻き取る(篠巻作業)、<br>
⑦捲糸機を操作し、精紡管糸をつぎたし、糸の欠尖部分を除き、所定の形や長さに巻きとる。<br>
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⑦篠巻から粗糸を引き伸ばし、一定の細さにし、木管に巻き取る(精紡管糸づくり)、<br>
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⑧捲糸機を操作し、精紡管糸をつぎたし、糸の欠尖部分を除き、所定の形や長さに巻きとる。<br>
 
こうして織り物をつくる原糸ができます。<br>
 
こうして織り物をつくる原糸ができます。<br>
 
いずれも工程も機械操作が主ですが、使いこなす技術は必要になります。<br>
 
いずれも工程も機械操作が主ですが、使いこなす技術は必要になります。<br>
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企業では高校や専門学校などへの学園教育制度が奨励されています。<br>
 
企業では高校や専門学校などへの学園教育制度が奨励されています。<br>
 
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2017年9月25日 (月) 20:49時点における最新版

紡績工

2003年原本
主に綿、羊毛、絹などの天然繊維(短繊維)を糸にする工程の機械操作者です。
繊維にはレーヨンなどの人造繊維がありますが、人造繊維は初めから糸状でつくることができます。
しかし、細い糸を何本も撚りにかけ、太い糸にする撚糸(ねんし)でも人造繊維を扱うこともあります。
原料によって、また工程のどの部分を担当するかによって仕事の内容は異なります。
主なものは、①原料の供給(給綿や仕掛けの作業)、
①加工製品の取り出し(玉揚げ作業)、
②綿花の塊をときほぐし、不純物を除く(混打工程)、
③梳綿機(カート)を操作し、むしろ状の線(ラップ)を梳し、繊維の方向性をそろえる(梳綿工程)、
④精梳綿機(コーマー)に仕かけるラップから短繊維を除き、繊維の均斉度や平行度を高める(スライバーを作る)、
⑤練篠機を使い太さの均一のスライバーをつくる。
⑥単紡機を操作し、スライバーを引き伸ばし撚りをかけ粗糸をつくり、木管に巻き取る(篠巻作業)、
⑦篠巻から粗糸を引き伸ばし、一定の細さにし、木管に巻き取る(精紡管糸づくり)、
⑧捲糸機を操作し、精紡管糸をつぎたし、糸の欠尖部分を除き、所定の形や長さに巻きとる。
こうして織り物をつくる原糸ができます。
いずれも工程も機械操作が主ですが、使いこなす技術は必要になります。
糸をつないだり、不純物を除いたりする作業も付随しています。
機敏で手先の器用な女性が多く仕事をしています。
仕事に就くには、紡績会社に入り、社内研修のあと実務につきます。
企業では高校や専門学校などへの学園教育制度が奨励されています。

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