Job:商品開発技術者

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商品開発技術者

〔2003年原本〕
（⇒）技術者として、各業界・企業で、新製品を企画し、製造管理する人の総称です。
開発企画（者）、開発担当、研究開発といわれる技術者のほとんどが、この仕事の範囲に入ると考えられます。
（⇒）商品企画者（商品開発部員）が消費者に近いところで新商品を“発想”するのに対して、それを商品として実現するために、設計、分析、実験、改良、組み変え、組み合わせなどによって商品にできる条件、材料の買い付け、工程づくり、経費予測などの仕事をします。
化学技術者（工業化学技術者）の例でみると、プラスチック、合成ゴム、化学肥料、合成繊維、燃料、医薬品、食品などの商品開発企画に関ります。
材料工学、化学、農業科学、生物学の研究成果を生かし、化学分析、統計解析などを行い、実験や臨床検査を試みます。
基礎研究といわれる部分は研究機関や大学などの（⇒）研究員（研究者）が担当し、商品開発技術者はその応用科学の実行者となります。
両者は相互に協力する関係ですが、両方にまたがる人もいます。
商品開発技術者は、商品の製造工務の監督、製造工程、商品の改造や工程の改革に関ることも多いようです。
資格には（⇒）技術士（各種）があります。
研究実験助手、品質検査員などの技術者は商品開発技術の一部門の専門家であったり、技術者の助手や見習いです。