明石こども食堂協議会
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2018年3月23日 (金) 16:28時点における版
明石こども食堂協議会
| 所在地 |
明石市福祉局児童相談所準備担当 兵庫県明石市中崎1丁目5-1 |
|---|---|
| TEL | 078-918-5282 |
| FAX | 078-918-5128 |
| jisoujunbi@city.akashi.lg.jp |
子ども食堂:全国に広がれ 明石で集会「気持ちキャッチできる」/兵庫
子どもに食事や居場所を提供する「子ども食堂」を考える集会「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアーinひょうご」が、明石市大明石町1のあかし市民広場であり、
一対一で子どもに多くの時間をかける大切さや、地域の誰にでも出番がある子ども食堂の役割などについて意見が交わされた。
明石こども食堂協議会が実行委として開催。
市民ら約300人が報告や討論に耳を傾けた。
討論では、NPO法人・豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(東京都)理事長の栗林知絵子さんと、「にしなり☆こども食堂」(大阪市)を運営する川辺康子さんが取り組みを語り、
法政大教授の湯浅誠さんは子ども食堂が問い掛ける課題を示した。
進行役は公益財団法人あすのば代表理事の小河光治さん。
川辺さんは子ども食堂での親子との出会いと経過を振り返り「子どもは本当にしんどいことはなかなか言えない。気持ちをキャッチできることを大切にしたい」と話した。
栗林さんは「おばさんの煮物もおいしいと喜んでもらえる。
地域のいろんな人たち、それぞれができることを持ち寄り、子どものセーフティーネットをつくれば地域も豊かになる」と呼び掛けた。
子ども食堂は「食、時間、体験、そして裏メニューとしての生活支援」を提供しているという湯浅さんは「子どもは十分にかまってもらうことが必要と思う。では、大人の側にその時間はあるのか」と問い掛け、
ヤマト運輸による時間帯指定の宅配便見直しに触れつつ「大人にゆとりのない世の中で、子どもだけがよりよく生活するのは難しい。
大人が問われている」と提起した。
事例報告では、神戸市垂水区、尼崎市、加古川市、明石市の子ども食堂の運営・代表者らがそれぞれの様子や目標などを紹介した。
〔◆平成29(2017)年3月17日 神戸版〕

