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尾倉っ子ホーム

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(尾倉っ子ホーム)
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<th>種類・内容</th>
 
<th>種類・内容</th>
<td>子ども食堂<tr>
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<td>子ども食堂(公営・民間業務委託)<tr>
 
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NPO法人福岡県高齢者・障がい者支援機構<br>
 
NPO法人福岡県高齢者・障がい者支援機構<br>
 
一般社団法人コミュニティシンクタンク北九州<br>
 
一般社団法人コミュニティシンクタンク北九州<br>
NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン
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NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン</td>
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<th>TEL</th>
 
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<th>新聞記事</th>
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<td>平成28(2016)年9月14日 西日本新聞朝刊<br>
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平成28(2016)年9月29日 毎日新聞北九州版</td>
 
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'''<子どもの食卓> 北九州市の公営「子ども食堂」(2の2)'''<br>
 
'''民と官の協力不可欠  ボランティア確保課題 衛生や安全、徹底的に'''<br>
 
北九州市が運営する2カ所の公営子ども食堂は、市がモデル事業として取り組み、民間団体などにノウハウを伝えて子ども食堂の普及を促す狙いがある。 <br>
 
開設から3カ月がたち、同市はボランティア職員の確保などの課題解決に向けても、民間との協力が欠かせないとみている。<br>
 
北九州市が子ども食堂を開設した背景には、全国で深刻化する子どもの貧困とひとり親世帯の増加がある。<br>
 
厚生労働省の調査では、平均的な所得の半分に満たない世帯で暮らす全国の18歳未満の子どもの割合(子どもの貧困率)は、2012年時点でおよそ6人に1人。<br>
 
ひとり親家庭では2人に1人を超える。<br>
 
同市子ども家庭局によると、市内でもひとり親世帯数は年々増え、特に母子家庭は11年に1万5733世帯と10年間で1・5倍になった。<br>
 
仕事を持つ母子家庭の1カ月の手取り収入は平均14万円。<br>
 
ひとり親家庭では保護者の帰りが仕事で日常的に遅くなり、子どもの孤食が懸念されるという。<br>
 
子ども食堂の取り組みは「子どもの貧困対策法」が成立した13年頃から、東京などで民間が中心となり活発化。<br>
 
北九州市にも市民からの問い合わせが増え、開設に意欲を見せる民間団体はいたものの、具体的な運営方法が分からず「一歩を踏み出せない状況にあった」(同局)という。<br>
 
そこで、市がモデル事業の主体となり、食材調達や利用する子どもの募集など運営のノウハウを手探りで習得した。<br>
 
これを民間の新規参入者に教えて、子ども食堂の普及を図っている。<br>
 
2カ所の食堂とも週1回の開催で、運営は民間団体に委託し、団体職員や学生ボランティアらが子どもへの学習支援、調理を担う。<br>
 
予算は食堂1カ所につき年間約250万円で、7割が人件費だ。<br>
 
開設にあたり、市民からの反対はほとんどなかったという。<br>
 
運営上、最も注意しているのは、提供する食事の衛生管理だ。<br>
 
同市子育て支援課子ども食堂担当係長の長迫和宏さん(44)は「他の行政が子ども食堂の支援に踏み切れない最大の理由ではないか」と話す。<br>
 
「税金を使う事業だからこそ、しっかりやらなければいけない」。<br>
 
食の安全確保のため、市の管理栄養士が食材を選定する。利用する子どものアレルギーの事前登録も徹底しているという。<br>
 
現在、北九州市内には公営と民間合わせ七つの子ども食堂がある。<br>
 
ボランティアの人手をどう確保するかなど、運営の課題も見えてきた。<br>
 
こうした課題や解決策を共有するために、同市は来夏をめどに関係者の意見交換の場「ネットワーク会議」を創設予定だ。<br>
 
市宛ての寄付金などを民間団体に分配する制度も検討していくという。<br>
 
長迫さんは「子ども食堂が地域全体の活動となるためには、官民一体で取り組むことが必要。まずは行政が汗をかかなければならない」と語った。<br>
 
(◆平成28(2016)年12月23日 北海道新聞 朝刊全道) <br>
 
 
'''<子どもの食卓> 北九州市の公営「子ども食堂」(2の1)'''<br>
 
温かな居場所づくり  委託NPOが週1回 地域全体で育てる場に<br>
 
子どもが安心して食事できる場所として、東京で始まった「子ども食堂」の活動。<br>
 
経済的に困窮する子どもだけの場所と思われがちだが、決してそうではない。<br>
 
今年9月に北九州市が開設した2カ所の子ども食堂は、全国初の公営だ。<br>
 
そこで過ごす子どもたちを訪ね、開設や運営の背景を探るとともに、同市や道内の関係者に子ども食堂が抱える課題などを聞いた。<br>
 
北九州市八幡東区。小学校の隣にある尾倉(おぐら)市民センターで、毎週水曜日午後5時~9時、参加無料の公営子ども食堂「尾倉っ子ホーム」が開かれている。<br>
 
小中学生30人が登録し、7割がひとり親や共働き家庭だという。<br>
 
毎回約20人の子どもと、運営スタッフら約15人の大人が参加している。<br>
 
午後5時すぎ。「おかえり」。<br>
 
大人たちは、食堂に来た子どもたちに声を掛ける。<br>
 
市から食堂の管理を委託されているNPO法人「[[福岡県高齢者・障がい者支援機構]]」の今別府(いまべっぷ)隆志副理事長(48)は<br>
 
「ここを、子どもたちにとってもう一つの家のような場所にしたい」と話した。<br>
 
食堂に着くと、まずは学校の宿題や学習ドリルに取り組むのがルールだ。その間、調理室では大人が食事の準備を進める。<br>
 
午後7時、「いただきます」と子どもと大人が一斉に食事を始めた。<br>
 
この日の献立は、ご飯、わかめと豆腐のみそ汁、キャベツとベーコン炒め、シイラという地元の魚の煮物、ふかしたサツマイモだった。<br>
 
食事中、3人の女子児童がボランティアの女性と恋バナ(恋愛話)で盛り上がる。<br>
 
女性が「どんな男子が好き?」と聞くと、1人が元気よく答えた。「私、男は性格で見るけん!」。<br>
 
そこにいる子どもと大人みんながどっと笑った。<br>
 
運営スタッフが「今日は静かな方ですよ」と教えてくれた。<br>
 
食べ終わったら自分で食器を下げ、その後は自由時間だ。<br>
 
ほとんどの子どもは2階の和室で大人と一緒にゲームなどをして遊ぶ。<br>
 
勉強中や食事中は、記者がカメラを向けるとピースサインで「撮って」とせがんでいた子どもたちが、遊びの間は夢中でこちらを見向きもしなかった。<br>
 
そんな中、スタッフの1人が「みんな靴をちゃんと並べなさい。あと1回同じことがあったら和室使わせんよ」と大声で叱った。<br>
 
「子ども食堂を地域全体で子どもを育てる場所にしたい」という思いから、叱るときはしっかり叱るという。<br>
 
午後8時半を過ぎると、ちらほらと保護者たちが迎えに来る。<br>
 
介護福祉士として働くある母親は「仕事で遅くなるので、ここの存在は本当に助かる」としながらも、<br>
 
「『ここで食べたごはんがおいしかった』という子どもの言葉には、複雑な気持ちになる」と話し、親としてわが子に申し訳ないとの思いを漏らした。<br>
 
「お母さんが仕事で遅いから、いつもはおばあちゃんのとこに行くけど、ここでは普段遊ばない学年の子と遊べるし、ご飯もいっぱい食べられる」<br>
 
「ここにおる大人は話しやすくて、優しい先生みたいな感じ。大学生のお姉さんと話すのも楽しい」<br>
 
「一人で家にいると静かだけど、ここは知らない子とか大人と友達になれる」―。<br>
 
帰り際、ここはどんな場所かと質問すると、子どもたちはそう答えた。<br>
 
子ども食堂は、子どもが孤独を埋める場所でもあると感じた。<br>
 
(◆平成28(2016)年12月23日 北海道新聞 朝刊全道) <br>
 
 
'''公営「子ども食堂」:八幡東にオープン 市町村レベルで全国初 /福岡'''<br>
 
ひとり親や共働き世帯で育ち、夕食を1人で食べる機会が多い子どもに無料の食事と居場所を提供する公営の「子ども食堂」が28日夜、八幡東区の市立尾倉市民センター内にオープンした。<br>
 
市町村レベルで自治体が運営する子ども食堂は全国で初めて。市は運営のノウハウを蓄積し、今後、民営食堂の開設も推進する方針。<br>
 
「いただきまーす」 この日は、照り焼きハンバーグなどが食卓に並び、訪れた小中学生約30人がおいしそうにほおばった。<br>
 
小学4年の男児(10)は「お母さんの仕事が夜遅くて、晩ご飯が食べられないこともある。ハンバーグがおいしかった。また来たい」と笑顔を見せた。<br>
 
食堂は学習支援や生活指導も実施し、貧困世帯以外の子どもも利用できる。<br>
 
全国の子ども食堂のほとんどが民営なのに対し、この食堂は市から年間250万円で業務委託を受けたNPO法人福岡県高齢者・障がい者支援機構など民間4団体が共同運営する。<br>
 
同機構の今別府隆志副理事長は「公営は資金が安定し、利用者の信用が高まる」とメリットを語る。<br>
 
全国約140カ所の子ども食堂が登録している任意団体「こども食堂ネットワーク」(東京都)の釜池雄高事務局長は<br>
 
「食堂は子どもの貧困やトラブルを察知するアンテナの役割も果たす。地域で支え合う土壌をつくる長期的な貧困対策として有効だ」と強調する。<br>
 
〔◆平成28(2016)年9月29日 毎日新聞 北九州版〕 <br>
 
 
'''福岡県/子どもに明日を 北九州・京築 =北九州市の「子ども食堂」開所 尾倉28日、日明は29日/北九州・京築'''<br>
 
北九州市は13日、八幡東区尾倉と小倉北区日明の両市民センター内に今月開設する「子ども食堂」について、<br>
 
尾倉は「尾倉っ子ホーム」の名称で28日に、日明は「[[日明げんきもりもりハウス]]」の名称で29日にそれぞれオープンさせることを明らかにした。<br>
 
市の子ども食堂は九州で初めて自治体が開設。尾倉はNPO法人「県高齢者・障がい者支援機構」(八幡東区)などの共同事業体に委託し、毎週水曜に実施。<br>
 
日明は社会福祉法人「グリーンコープ」(福岡市)に委託し毎週木曜に開く。<br>
 
いずれも夕食代は無料。<br>
 
また、二つの子ども食堂は食事だけでなく、学校の宿題や苦手科目の学習支援、後片づけや掃除などの生活習慣の習得支援も実施。<br>
 
学習支援は大学生ボランティアが担当する。<br>
 
仕事などで保護者の帰宅が遅くなる家庭の小中学生が対象で、参加費は原則無料。<br>
 
13日の市議会一般質問で北橋健治市長は「子ども食堂が民間主体の継続的な取り組みとして広がるようなモデルを示したい」と答弁した。<br>
 
〔◆平成28(2016)年9月14日 西日本新聞 朝刊〕 <br>
 
  
 
[[Category:子ども食堂・福岡県|おくらっこほーむ]]  
 
[[Category:子ども食堂・福岡県|おくらっこほーむ]]  

2021年7月10日 (土) 20:56時点における版

尾倉っ子ホーム

種類・内容 子ども食堂(公営・民間業務委託)
所在地

福岡県北九州市八幡東区尾倉1‐15-2
尾倉市民センター
毎週水曜日 17時~20時30分
【受託団体】
「もがるかプロジェクト(3団体共同事業体)」
NPO法人福岡県高齢者・障がい者支援機構
一般社団法人コミュニティシンクタンク北九州

NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン
TEL
新聞記事 平成28(2016)年9月14日 西日本新聞朝刊
平成28(2016)年9月29日 毎日新聞北九州版
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