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奈良スコーレ

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(奈良スコーレ)
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==奈良スコーレ==
 
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'''不登校の知恵、今こそ活用を「Zoomラジオ体操」で生活にリズム 「なぜ学校に行くのか、考える機会に」'''<br>
 
'''不登校の知恵、今こそ活用を「Zoomラジオ体操」で生活にリズム 「なぜ学校に行くのか、考える機会に」'''<br>
 
新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校中の子どもたち。<br>
 
新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校中の子どもたち。<br>

2022年2月11日 (金) 16:14時点における版

奈良スコーレ

種類・内容
所在地 〒 
運営者・代表
TEL・FAX

不登校の知恵、今こそ活用を「Zoomラジオ体操」で生活にリズム 「なぜ学校に行くのか、考える機会に」
新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校中の子どもたち。
コロナ流行前から、学校に行かなかったり行けなかったりする子どもたちの受け皿となってきたフリースクール「奈良スコーレ」を運営し、自身も不登校の経験がある宇陀直紀さんは、「休みになったいまだからこそ、なぜ学校に行くのかをじっくり考えられるのでは」と話します。
乱れがちな生活習慣を整えるために続けている「Zoomラジオ体操」など、「不登校の知恵」を聞きました。
  「安全じゃないときは家にいたらいい」
宇陀さんは奈良県で、フリースクール「奈良スコーレ」を運営しています。
現在、11人が在籍していますが、4月からは、新型コロナウイルス感染拡大も後押ししてオンラインに移行しています。
宇陀さん自身も小学校1年生から不登校。一時的に学校に行くことはあっても通年で通うことはなかったといいます。
そんな宇陀さんに、休校中の子どもたちと不登校の子どもたちとの共通点などを聞きました。
――フリースクールの子どもたちからは、休校や外出自粛が続く社会全体に対しての意見など聞かれますか?
「みんな引きこもったらいいのに」とは言っています。
うちに通っている子どもたちは元々何らかの理由があって学校に行っていません。
その子たちが「引きこもったらいい」と言っているのは、僕には「安全じゃないときには家にいたらいい」と言っているように感じました。
僕としては、「(学校に)みんなが行っているから行く」ではなくて、自分自身でなぜ学校に行くのかを考える時期になればと思います。
そうすれば、休校期間が終わった後も、学校に行く理由が明確だから、「自分はどんな風に社会と関わっていくのがいいのか」「そのために何を学ぶのか」という、未来への目的を持って生きて行けるのではないかと考えています。
将来への不安わかる、でも「いま」を大事に

――ご自身の不登校経験などと重ねて、いま休校中の子どもたちを思って心配なことはありますか。
不登校の子どもたちは、「不登校だと将来大丈夫だろうか」とか、先々を考えて不安になることがあります。
一方、いま休校中の子どもたちは「休校が続くと勉強が遅れないだろうか」などの不安があるかもしれません。
両者に共通しているのは、将来への不安です。
その上、ニュースはコロナ関係のトピックばかりだったり、身近な人もその話題で持ちきりだったりします。
そういう状況は、自分で思っているよりもメンタルに負担がかかっていると思う。
そんなときは、「いまの自分」を大切にしてほしいと思います。
いま自分が楽しいこと、幸せだと思うことに少しでも目を向けられたらいいんじゃないかと思います。
身近な社会や身の回りの生活が不安定だったり、先行きが見えないと「いま」を忘れがちになります。
「時間が経過するのを待つ」というのも一つの方法ですが、たとえば、今だったら、自分の生活を見直すこと、自分の周りにいる人を大切にして、自分ができることを通じて社会に関わっていくことが大切かと思います。
顔が見られて安心のZoomラジオ体操
――生活リズムの乱れも心配です。
生活リズムを自分でつくらないといけないのは心配ですね。
私は、不登校をしていた期間、もちろんフリースクールに通っていたこともありましたが、完全に家にひきこもってしまう期間もありました。
そのときは、1日のほとんどの時間をゲームに費やしていて、睡眠や食事が疎かになっていました。
昼夜逆転してしまうなどの経験は、不登校経験者には多くある体験です。
毎朝の通学がなくった休校中の子どもたちも同じ状況なので、心配です。
――奈良スコーレではそのリズムを保つためにしていることはありますか。
毎朝6時、Zoom(オンラインで会議などをするためのシステム)でのラジオ体操を続けています。
朝早いので、その後二度寝するメンバーもいるようですが、何かルーティンがあると生活リズムが保てていいと思います。
流れとしては、毎朝午前5時50分に、メンバーに対して、ラジオ体操のお知らせメールを流します。
希望者が参加するような形をとっていますが、Zoomの画面越しですが、スタッフや保護者も一緒に、YouTubeにあがっているラジオ体操動画に合わせて体操をしています。
生活リズムを整えることはもちろん、家にこもりがちな時期なので体を動かしたり、安全確認をしたりする意味もあります。
みんなの顔が見れて安心するという要素もあるかもしれません。
受け身ではない、能動的な時間に
――宇陀さん自身は、いま休校中の子どもたちに伝えたいことはありますか。
学校が休みになる前、子どもたちは塾や習い事、部活などでとても忙しかったと思う。
ある意味で時間が手に入ったと思うので、その時間をどう使うかが今後につながっていくと思います。
――確かに、学校に通う日常の中では、どうしても日々やらなければいけないことに追われてしまうのも分かります。
いまの時間って、学校での学びとは逆なんじゃないでしょうか。
「教えられる」ではなく、自分で「考えられる」。そういう意味ではチャンスです。
ゲームや好きなことを思う存分やりながら、これからどう生きて行くか考える時間になると思います。
好きなだけ休む時間にするというのもいいかもしれない。
――忙しすぎた子どもたちにとって、「休む」ことも大事なのかもしれないです。一方「休みすぎて大丈夫かな」と不安にはなりませんか。
「考える」ということはやめないでほしいと思っています。
いま、大人の世界ではテレワークが広がったり、学校もオンライン学習を採り入れたりし始めたりしています。
そういう動きを見ていると、コロナが収束した後、コロナ前の社会とは変わっていくと思います。
これからどんな社会になっていくのか、そのとき自分はどうするのかを想像して考え続けてほしいと思います。
〔2020年4/22(水) withnews(金澤ひかり)〕

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