中野わの会
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◆中野わの会<br> | ◆中野わの会<br> | ||
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悩んでいる親御さんがいたら、まずは相談できる場所が区内にあることを知って、一歩踏み出してもらえたらと願っています。<br> | 悩んでいる親御さんがいたら、まずは相談できる場所が区内にあることを知って、一歩踏み出してもらえたらと願っています。<br> | ||
〔なかの区報 2021年11月20日号〕<br> | 〔なかの区報 2021年11月20日号〕<br> | ||
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2023年8月18日 (金) 16:40時点における最新版
中野わの会
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 東京都中野区 |
運営者・代表 | |
連絡先 |
親同士つながるための場所
◆中野わの会
代表 Aさん 区内在住、当事者の親として活動
◇親が変わらないと子どもは変わらない
自分の子どもについて相談していたKHJ東東京地区家族会「楽の会リーラ」から紹介され、カタルーべの会の発足に関わりました。
「親が変わらないと子どもは変わらない」と考えていた私は、当事者の親同士がつながる場があればと2018年に中野わの会を立ち上げました。
現在4人で活動しています。
会では月に1度、当事者の親が集まる月例会を開催しています。
参加者は60代・70代の方が中心で毎回10人~13人ぐらい。内容は学習と懇談です。
悩みは人それぞれ違いますが、他の家庭の話はとても参考になると言われます。
「また来月も来ます」と声を掛けられた時はうれしかったですね。
区民活動センターなどでチラシを配布して、毎回2~3割は初めての方がいらっしゃいます。
◇親が社会とつながるための一歩を
私には25年間ひきこもっている息子がいます。
ひきこもりについて勉強を始めてから、親の考えを押しつけないことや子どもの話を否定せずよく聞くこと、日常のあいさつなどを心掛けてきましたが、状況を変えるまでには至っておりません。
私のように、子どもがひきこもったまま40代・50代になってしまい、高齢の親が中年の子どもの世話をする8050問題も増えているんです。
当事者や家族に特に必要なのは、ひきこもりに特化した相談窓口や常設の居場所です。
本人が就労して終わりではなく、その後も数年にわたって伴走していくような、継続的な支援が大切だと考えています。
中野わの会では、親同士の交流会や常設の居場所づくりに取り組みたいです。
親が孤独だと、子どもも孤立してしまいます。
まずは親が社会とつながるように。家族会はその最初の一歩です。
悩んでいる親御さんがいたら、まずは相談できる場所が区内にあることを知って、一歩踏み出してもらえたらと願っています。
〔なかの区報 2021年11月20日号〕