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ふうどばんく東北AGAIN

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==ふうどばんく東北AGAIN==
 
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<th>所在地</th>
 
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<td>宮城県仙台市</td>
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<td>〒981-3341宮城県富谷市成田8-1-1</td>
 
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<td>022−779−7150</td>
 
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<td>022-774-1410</td>
 
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'''「フードバンク」県も支援 困窮者向け事業 =宮城'''<br>
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'''フードバンクを障害者の働く場に 集荷、仕分け、配達など'''<br>  
'''◇保管場所や運搬費 苦しむ団体も'''<br>
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宮城県富谷市のNPO法人ふうどばんく東北AGAINは今年5月、フードバンク(FB)団体としては全国初の障害者就労移行支援事業所「就労サポートセンターあがいん」(定員20人)を開所した。<br>
企業や家庭で余った食品を引き取って福祉施設などに提供する「フードバンク」の活動が、県内でも広がっている。<br>
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さまざまな人と出会い、触れ合うFB活動を通じ、復職・就労の実現を目指す。<br>
生活困窮者向けの支援手段としても注目されており、県も新年度から支援事業に乗り出す。15日には、仙台市でフードバンク団体や企業など関係者約40人が集まり、情報交換会が開かれた。<br>
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FBは、食品メーカーやスーパー、個人などから過剰在庫や消費期限間近の製品などを寄贈してもらい、生活困窮者や福祉施設・団体などに無償で届ける活動。<br>
農林水産省の2013年度の調査で、品質に問題がなくても規格外などの理由で食品メーカーが廃棄したり、家庭で食べ残されたりする「食品ロス」は、国内で年間計632万トン(推計)に上る。<br>
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同法人は2008年に設立した東北で最も古いFBで、東日本大震災の際も全国から集まる食料品などの集配拠点として大きな役割を果たした。<br>
フードバンクは、そのうち賞味期限の切れていないものを集めて、食料を必要とする人の元へ届ける取り組みだ。<br>
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現在は、同県全域を対象に年間約8トンの食料品を生活困窮者に届けたり、ホームレスの人々の炊き出しや子ども食堂の食事用として提供しており、支援者数は延べ約1万1000人に上る。<br>
公益財団法人「流通経済研究所」によると、日本では00年頃から広まり、NPO法人や任意団体など全国で約80団体、県内でも3団体が活動している。<br>
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就労移行支援事業を始めたのは、大震災復興支援補助金の助成が受けられなくなるなど法人運営が厳しくなる中、独自の事業収益を確保するため。<br>
15年度に生活困窮者自立支援法が施行されたこともあり、増加傾向にあるという。<br>
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同法人理事が仙台市で就労移行支援事業を行っており、FB活動が障害者の自立や就労支援にもつながるとセンターの開設を決めた。<br>
震災後は、企業などで食品を備蓄する取り組みが進み、今後そうした食品の賞味期限が迫ってきた場合、引き受けるケースも増えそうだ。<br>
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実際、FBには、食品の集荷・検品、整理・仕分け、箱詰め、運搬・配送などさまざまな仕事があり、障害者ができる作業も多い。<br>
しかし、フードバンク団体は人手不足が深刻で、食品の保管場所や運搬費用に悩む団体もある。<br>
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現在、センターには知的障害や精神障害のある5人が登録し、常時4人が通所。活動を通じて人と接したり、感謝されたり、自分より厳しい生活を余儀なくされている人がいることを知り、他者と目を合わすのが苦手でサングラスをしていた人が、相手を怖がらせないように色の薄いメガネに変えたりするなど大きな変化が出ているという。<br>
この日、東北農政局が主催する情報交換会に集まった関係者からも苦しい実情が聞こえた。<br>
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就労センターの小椋亘・サービス管理責任者は「届けたジュースを子どもが飲んでいる姿を見たり、ありがとうと言われたりすることが利用者の自信や喜びにつながっている。<br>
NPO法人「ふうどばんく東北AGAIN」では、有給スタッフは6人いるがそれでは足りず、無給の役員5人とボランティアの手も借りて運営している。<br>
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就労センターもFBの運営も厳しい状況だが、どちらも人と人とのつながりを大切にする活動。両立させたい」と話している。<br>
白木福次郎理事(69)は「生活困窮者のSOSに応えることができて活動にやりがいは感じるが、マンパワーに限界がある」と漏らす。<br>
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〔2017年11月17日 福祉新聞編集部〕 <br>
多賀城市や東松島市などの約50世帯に毎月食べ物を届けているというNPO法人「いのちのパン」の大友幸証副理事長(39)は「宅配にはガソリン代もかかる。行政の支援がもっとあると助かるのですが……」と話していた。<br>
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フードバンク団体には現在、国が活動費を助成する制度を設けているが、予算規模は全国で1570万円(今年度)と、十分ではない。<br>
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県は新年度から独自に支援事業を開始させるため、関連予算案480万円を県議会2月定例会に提出する。<br>
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〔◆平成29(2017)年2月16日 読売新聞 東京朝刊〕 <br>
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[[Category:子ども食堂・フードバンク|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
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[[Category:生活困窮者・宮城県|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
[[Category:フードバンク|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
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[[Category:子ども食堂・宮城県|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
 
[[Category:宮城県(地域)|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
 
[[Category:宮城県(地域)|ふうどばんくとうほくあげいん]]  
[[Category:仙台市(宮城県)|ふうどばんくとうほくあげいん]]
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[[Category:富谷市(宮城県)|ふうどばんくとうほくあげいん]]
[[Category:読売新聞|ふうどばんくとうほくあげいん]]
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[[Category:福祉新聞|ふうどばんくとうほくあげいん]]

2024年4月30日 (火) 12:53時点における最新版

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ふうどばんく東北AGAIN

所在地 〒981-3341宮城県富谷市成田8-1-1
TEL 022−779−7150
FAX 022-774-1410

フードバンクを障害者の働く場に 集荷、仕分け、配達など
宮城県富谷市のNPO法人ふうどばんく東北AGAINは今年5月、フードバンク(FB)団体としては全国初の障害者就労移行支援事業所「就労サポートセンターあがいん」(定員20人)を開所した。
さまざまな人と出会い、触れ合うFB活動を通じ、復職・就労の実現を目指す。
FBは、食品メーカーやスーパー、個人などから過剰在庫や消費期限間近の製品などを寄贈してもらい、生活困窮者や福祉施設・団体などに無償で届ける活動。
同法人は2008年に設立した東北で最も古いFBで、東日本大震災の際も全国から集まる食料品などの集配拠点として大きな役割を果たした。
現在は、同県全域を対象に年間約8トンの食料品を生活困窮者に届けたり、ホームレスの人々の炊き出しや子ども食堂の食事用として提供しており、支援者数は延べ約1万1000人に上る。
就労移行支援事業を始めたのは、大震災復興支援補助金の助成が受けられなくなるなど法人運営が厳しくなる中、独自の事業収益を確保するため。
同法人理事が仙台市で就労移行支援事業を行っており、FB活動が障害者の自立や就労支援にもつながるとセンターの開設を決めた。
実際、FBには、食品の集荷・検品、整理・仕分け、箱詰め、運搬・配送などさまざまな仕事があり、障害者ができる作業も多い。
現在、センターには知的障害や精神障害のある5人が登録し、常時4人が通所。活動を通じて人と接したり、感謝されたり、自分より厳しい生活を余儀なくされている人がいることを知り、他者と目を合わすのが苦手でサングラスをしていた人が、相手を怖がらせないように色の薄いメガネに変えたりするなど大きな変化が出ているという。
就労センターの小椋亘・サービス管理責任者は「届けたジュースを子どもが飲んでいる姿を見たり、ありがとうと言われたりすることが利用者の自信や喜びにつながっている。
就労センターもFBの運営も厳しい状況だが、どちらも人と人とのつながりを大切にする活動。両立させたい」と話している。
〔2017年11月17日 福祉新聞編集部〕

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