久留米市子ども食堂支援事業
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| − | + | <td>経済的に困窮している家庭の小中学生の学用品代などを援助する「就学援助制度」の支給対象者の割合が、久留米市で25・4%(6226人、2014年度)に上っている。<br> | |
| − | + | 市内の公立小中学生の4人に1人が「貧困」状態にあり、筑後地区で突出して高い。本格的に対策に乗り出した。</td> | |
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| + | 「生活に困っている貧しい子どもが行くところ」と思われがちですが、そうではありません。<br> | ||
| + | 家庭や学校以外の居場所や食育などを目的に開かれているものもあります。<br> | ||
| + | 食事の提供を通じて、子どもの育ちを手助けするのが子ども食堂です。<br> | ||
| + | 市内の子ども食堂のひとつ、月曜日に朝食を提供している「荒木おにぎり食堂」を訪ねました。<br> | ||
| + | ■食事と笑顔で迎える<br> | ||
| + | 午前6時頃から7~8人で分担して準備。おにぎりやだしをとったみそ汁、旬の野菜を使ったおかずができあがり、午前7時になると食堂が始まりました。<br> | ||
| + | ランドセルを背負った子どもたちが来て、好きなおにぎりを選んで食べ始めます。<br> | ||
| + | 友達とおしゃべりしながら食べる子、眠たそうに食べる子、食事より食堂にいる亀に夢中な子など、思い思いに過ごしています。<br> | ||
| + | ここでは、食堂スタッフが通学路を見守ったり、子どもたちと学校の話をしたりします。<br> | ||
| + | 家族や先生以外の大人と関わる機会にもなっています。<br> | ||
| + | 「荒木おにぎり食堂」を運営する廣重深幸さん。食堂を始めたきっかけは、小学校の先生の「朝食を食べない子がいる。地域に子ども食堂があれば」という言葉。<br> | ||
| + | 令和5年8月から地域の仲間たちと始めました。校区の民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会などとも連携して活動。<br> | ||
| + | 食材は地元の農家からの寄付や市の補助金などで賄っています。<br> | ||
| + | はじめは少なかった参加者も、子どもたちの「おいしいよ」「誰でも行っていいんだよ」の口コミで増えてきました。<br> | ||
| + | 「顔見知りが増えて、いつも来る子が来ないと心配になるくらい。ご飯をいっぱい食べて、元気に過ごしてほしいですね」と語る廣重さん。<br> | ||
| + | おいしい食事と笑顔で子どもたちを迎えます。<br> | ||
| + | ■すべての子どものために<br> | ||
| + | 子ども食堂は、誰でも訪れることができます。なかには大人が利用できる食堂も。<br> | ||
| + | なんでもない日常のことや学校では話せない悩みを話したり、ぼーっとしてみたり。過ごし方は自由。<br> | ||
| + | 子どもたちが安心して過ごせる子ども食堂に行ってみませんか。<br> | ||
| + | ◎市内の子ども食堂はこちらから探せます<br> | ||
| + | ※QRコードは本紙P.9をご覧ください。<br> | ||
| + | 問い合わせ先:子ども政策課<br> | ||
| + | 【電話】0942-30-9227<br> | ||
| + | 【FAX】0942-30-9718<br> | ||
| + | 〔広報くるめ 令和6年11月1日号〕<br> | ||
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| + | [[Category:子どもの貧困・福岡県|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]] | ||
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2025年2月5日 (水) 17:06時点における最新版
久留米市子ども食堂支援事業
| 種類・内容 | 経済的に困窮している家庭の小中学生の学用品代などを援助する「就学援助制度」の支給対象者の割合が、久留米市で25・4%(6226人、2014年度)に上っている。 市内の公立小中学生の4人に1人が「貧困」状態にあり、筑後地区で突出して高い。本格的に対策に乗り出した。 |
|---|---|
| 連絡先 | 久留米市子ども政策課 |
広がる子ども食堂の輪 子どもたちみんなの居場所
■子どもの育ちを手助け
子ども食堂は、子どもたちに無料または低額で食事を提供する場所です。
「生活に困っている貧しい子どもが行くところ」と思われがちですが、そうではありません。
家庭や学校以外の居場所や食育などを目的に開かれているものもあります。
食事の提供を通じて、子どもの育ちを手助けするのが子ども食堂です。
市内の子ども食堂のひとつ、月曜日に朝食を提供している「荒木おにぎり食堂」を訪ねました。
■食事と笑顔で迎える
午前6時頃から7~8人で分担して準備。おにぎりやだしをとったみそ汁、旬の野菜を使ったおかずができあがり、午前7時になると食堂が始まりました。
ランドセルを背負った子どもたちが来て、好きなおにぎりを選んで食べ始めます。
友達とおしゃべりしながら食べる子、眠たそうに食べる子、食事より食堂にいる亀に夢中な子など、思い思いに過ごしています。
ここでは、食堂スタッフが通学路を見守ったり、子どもたちと学校の話をしたりします。
家族や先生以外の大人と関わる機会にもなっています。
「荒木おにぎり食堂」を運営する廣重深幸さん。食堂を始めたきっかけは、小学校の先生の「朝食を食べない子がいる。地域に子ども食堂があれば」という言葉。
令和5年8月から地域の仲間たちと始めました。校区の民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会などとも連携して活動。
食材は地元の農家からの寄付や市の補助金などで賄っています。
はじめは少なかった参加者も、子どもたちの「おいしいよ」「誰でも行っていいんだよ」の口コミで増えてきました。
「顔見知りが増えて、いつも来る子が来ないと心配になるくらい。ご飯をいっぱい食べて、元気に過ごしてほしいですね」と語る廣重さん。
おいしい食事と笑顔で子どもたちを迎えます。
■すべての子どものために
子ども食堂は、誰でも訪れることができます。なかには大人が利用できる食堂も。
なんでもない日常のことや学校では話せない悩みを話したり、ぼーっとしてみたり。過ごし方は自由。
子どもたちが安心して過ごせる子ども食堂に行ってみませんか。
◎市内の子ども食堂はこちらから探せます
※QRコードは本紙P.9をご覧ください。
問い合わせ先:子ども政策課
【電話】0942-30-9227
【FAX】0942-30-9718
〔広報くるめ 令和6年11月1日号〕

