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久留米市子ども食堂支援事業

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==久留米市子ども食堂支援事業==
 
==久留米市子ども食堂支援事業==
'''福岡県/子どもに明日を=「貧困」小中生 4人に1人 久留米市が対策本格化 /筑後'''<br>
+
<table class="wikitable shousai-table">
経済的に困窮している家庭の小中学生の学用品代などを援助する「就学援助制度」の支給対象者の割合が、久留米市で25・4%(6226人、2014年度)に上っている。<br>
+
<tr>
市内の公立小中学生の4人に1人が「貧困」状態にあり、筑後地区で突出して高い。<br>
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<th>種類・内容</th>
市は「問題は深刻で緊急を要する」として本年度、新たに子どもの貧困対策事業として3件の予算を計上するなど、本格的に対策に乗り出した。<br>
+
<td>経済的に困窮している家庭の小中学生の学用品代などを援助する「就学援助制度」の支給対象者の割合が、久留米市で25・4%(6226人、2014年度)に上っている。<br>
国は所得が平均的な世帯の半分を下回る世帯で暮らす人の割合である「相対的貧困率」を公表しているが、自治体別では算出されていない。<br>
+
市内の公立小中学生の4人に1人が「貧困」状態にあり、筑後地区で突出して高い。本格的に対策に乗り出した。</td>
このため市は、就学援助率を子どもの貧困状況を測る指標としている。<br>
+
</tr>
同市では、世帯年収が生活保護支給基準の1・3倍以下の世帯を対象に、就学援助を支給。<br>
+
<tr>
就学援助率は05年度と比べて約7ポイント増加し、12年度以降は25%を超え続けている。<br>
+
<th>連絡先</th>
同市以外の筑後地区11市町の就学援助率(14年度)は6・9~15・2%。<br>
+
<td>久留米市子ども政策課</td>
自治体により制度の周知に差があることや、生活保護支給基準が同じではないことを考慮しても、久留米市が突出している。<br>
+
</tr>
国平均15・4%(13年度)を大きく上回っており、楢原利則市長は「貧困が世代を超えて連鎖することがないよう、貧困対策はさらに強化する必要がある」と語り、問題解決に意欲を示している。<br>
+
</table>
○'''筑後地区で支援事業次々'''<br>
+
久留米市をはじめ、筑後地区の自治体の本年度予算でも、子どもの貧困対策が新規事業として予算化されている。<br>
+
久留米市は子ども食堂支援事業(500万円)など3事業を計上。<br>
+
全国で立ち上げが進む子ども食堂については「市内各所にあることが望ましい」として、10団体をめどに運営費や開設準備費を補助する。<br>
+
同市安武町で「[[安武こども食堂]]」を運営している緒方麻美さん(47)は「資金不足で子ども食堂の開設を断念する人もいる。準備段階からの支援は大きい」と期待を寄せた。<br>
+
八女市では「子どもの貧困対策推進事業」に662万円を計上。<br>
+
本年度中に市内の子どもの貧困に関する調査を行い、「子どもの貧困対策推進計画」を策定する方針だ。<br>
+
小郡市は、全5中学校に学力向上支援員を1人ずつ配置する事業(588万円)を計画。<br>
+
市教委は「貧困によって学力格差が生まれる場合もあり、格差の生まれやすい中学時代にきめ細かい指導をしたい」と狙いを語る。<br>
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〔◆平成28(2016)年4月12日 西日本新聞 朝刊〕 <br>
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[[Category:子どもの貧困のニュース|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]  
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'''広がる子ども食堂の輪 子どもたちみんなの居場所'''<br>
[[Category:子ども食堂|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
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■子どもの育ちを手助け<br>
[[Category:市町村のニュース|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
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子ども食堂は、子どもたちに無料または低額で食事を提供する場所です。<br>
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「生活に困っている貧しい子どもが行くところ」と思われがちですが、そうではありません。<br>
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家庭や学校以外の居場所や食育などを目的に開かれているものもあります。<br>
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食事の提供を通じて、子どもの育ちを手助けするのが子ども食堂です。<br>
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市内の子ども食堂のひとつ、月曜日に朝食を提供している「荒木おにぎり食堂」を訪ねました。<br>
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■食事と笑顔で迎える<br>
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午前6時頃から7~8人で分担して準備。おにぎりやだしをとったみそ汁、旬の野菜を使ったおかずができあがり、午前7時になると食堂が始まりました。<br>
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ランドセルを背負った子どもたちが来て、好きなおにぎりを選んで食べ始めます。<br>
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友達とおしゃべりしながら食べる子、眠たそうに食べる子、食事より食堂にいる亀に夢中な子など、思い思いに過ごしています。<br>
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ここでは、食堂スタッフが通学路を見守ったり、子どもたちと学校の話をしたりします。<br>
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家族や先生以外の大人と関わる機会にもなっています。<br>
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「荒木おにぎり食堂」を運営する廣重深幸さん。食堂を始めたきっかけは、小学校の先生の「朝食を食べない子がいる。地域に子ども食堂があれば」という言葉。<br>
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令和5年8月から地域の仲間たちと始めました。校区の民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会などとも連携して活動。<br>
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食材は地元の農家からの寄付や市の補助金などで賄っています。<br>
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はじめは少なかった参加者も、子どもたちの「おいしいよ」「誰でも行っていいんだよ」の口コミで増えてきました。<br>
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「顔見知りが増えて、いつも来る子が来ないと心配になるくらい。ご飯をいっぱい食べて、元気に過ごしてほしいですね」と語る廣重さん。<br>
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おいしい食事と笑顔で子どもたちを迎えます。<br>
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■すべての子どものために<br>
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子ども食堂は、誰でも訪れることができます。なかには大人が利用できる食堂も。<br>
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なんでもない日常のことや学校では話せない悩みを話したり、ぼーっとしてみたり。過ごし方は自由。<br>
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子どもたちが安心して過ごせる子ども食堂に行ってみませんか。<br>
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◎市内の子ども食堂はこちらから探せます<br>
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※QRコードは本紙P.9をご覧ください。<br>
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問い合わせ先:子ども政策課<br>
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【電話】0942-30-9227<br>
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【FAX】0942-30-9718<br>
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〔広報くるめ 令和6年11月1日号〕<br>
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[[Category:子どもの貧困・福岡県|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
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[[Category:子どもの居場所・福岡県|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
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[[Category:子ども食堂・福岡県|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
 
[[Category:福岡県(地域)|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
 
[[Category:福岡県(地域)|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
 
[[Category:久留米市(福岡県)|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
 
[[Category:久留米市(福岡県)|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
[[Category:西日本新聞|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]
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[[Category:広報くるめ|くるめしこどもしょくどうしえんじぎょう]]

2025年2月5日 (水) 17:06時点における最新版

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久留米市子ども食堂支援事業

種類・内容 経済的に困窮している家庭の小中学生の学用品代などを援助する「就学援助制度」の支給対象者の割合が、久留米市で25・4%(6226人、2014年度)に上っている。
市内の公立小中学生の4人に1人が「貧困」状態にあり、筑後地区で突出して高い。本格的に対策に乗り出した。
連絡先 久留米市子ども政策課

広がる子ども食堂の輪 子どもたちみんなの居場所
■子どもの育ちを手助け
子ども食堂は、子どもたちに無料または低額で食事を提供する場所です。
「生活に困っている貧しい子どもが行くところ」と思われがちですが、そうではありません。
家庭や学校以外の居場所や食育などを目的に開かれているものもあります。
食事の提供を通じて、子どもの育ちを手助けするのが子ども食堂です。
市内の子ども食堂のひとつ、月曜日に朝食を提供している「荒木おにぎり食堂」を訪ねました。
■食事と笑顔で迎える
午前6時頃から7~8人で分担して準備。おにぎりやだしをとったみそ汁、旬の野菜を使ったおかずができあがり、午前7時になると食堂が始まりました。
ランドセルを背負った子どもたちが来て、好きなおにぎりを選んで食べ始めます。
友達とおしゃべりしながら食べる子、眠たそうに食べる子、食事より食堂にいる亀に夢中な子など、思い思いに過ごしています。
ここでは、食堂スタッフが通学路を見守ったり、子どもたちと学校の話をしたりします。
家族や先生以外の大人と関わる機会にもなっています。
「荒木おにぎり食堂」を運営する廣重深幸さん。食堂を始めたきっかけは、小学校の先生の「朝食を食べない子がいる。地域に子ども食堂があれば」という言葉。
令和5年8月から地域の仲間たちと始めました。校区の民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会などとも連携して活動。
食材は地元の農家からの寄付や市の補助金などで賄っています。
はじめは少なかった参加者も、子どもたちの「おいしいよ」「誰でも行っていいんだよ」の口コミで増えてきました。
「顔見知りが増えて、いつも来る子が来ないと心配になるくらい。ご飯をいっぱい食べて、元気に過ごしてほしいですね」と語る廣重さん。
おいしい食事と笑顔で子どもたちを迎えます。
■すべての子どものために
子ども食堂は、誰でも訪れることができます。なかには大人が利用できる食堂も。
なんでもない日常のことや学校では話せない悩みを話したり、ぼーっとしてみたり。過ごし方は自由。
子どもたちが安心して過ごせる子ども食堂に行ってみませんか。
◎市内の子ども食堂はこちらから探せます
※QRコードは本紙P.9をご覧ください。
問い合わせ先:子ども政策課
【電話】0942-30-9227
【FAX】0942-30-9718
〔広報くるめ 令和6年11月1日号〕

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