通信制高校(説明)
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2012年9月15日 (土) 11:46時点における版
●レポート提出と数日の通学と試験で高校卒業の資格
通信教育による高校です。
教育は三つの方法で行われます。
1.教科書や参考書に基づいてレポートを書き、学校に提示するレポート学習、
2.年間14日~30日ぐらい通学し(スクーリング)、対面授業を受ける、
3.通学し試験を受ける。
この三つの学習方法をいずれも欠かさずやりとげることで、必修科目を含め、74単位以上を修得すれば高校卒業になります。
通信制高校は、不登校生や高校中退者の最大の高校教育の受け入れ教育機関となっています。
修学期間は、公立通信制を中心に4年制です。
高校卒業資格認定など別の方法で単位修得できる方法や、年間に修得できる単位数を増やして、
3年間で74単位を修得できる通信制高校が増えています。
私立通信制高校は全て3年制を掲げています。
生徒は自学自習で学習を進めますから、計画性やそれを支える日常生活、強い意志が求められます。
家庭教師を頼んだり、学習塾を利用するなどのサポートがないと、この自学自習が続けられなくなる生徒もいます。
それで留年や退学になることはなく修学年間に関わりなく修得単位を積み重ね、必修科目を含めて74単位になれば卒業できます。
2年間かけて一つの教科の単位修得を認めている通信制高校もあります。
出席日数が少ない、学年制をとっていても修得単位を積み重ねていけば卒業できます。
その点で、不登校生、高校中退者に利用しやすい高校です。
自学自習だけでは不十分な生徒に対して、技能連携校や通信制高校サポート校が生まれ、通信制高校生の卒業率を高めています。
(通信制高校サポート校、技能連携校の項目を参照)