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お答え:単純な動機でも興味を持ったら「目的」にするーrumi

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(単純な動機でも興味をもったら「目的」にする)
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2013年11月2日 (土) 06:45時点における版

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単純な動機でも興味をもったら「目的」にする

〔質問022〕真面目なタイプの勉強苦手の生徒
とても真面目なタイプです。
中学校に入学したら、勉強を急にしなくなり、成績も急に悪くなりました。
中学校の勉強は難しくなるので仕方がないと思い、うるさく言いませんでした。
まじめなタイプで勉強が苦手になった生徒をうまく指導してくれるところを探しています。

〔お答え022〕単純な動機でも興味をもったら「目的」にする
はじめまして。
文通ボランティアを希望しているものです。
専門的なアドバイスはできませんので、別の観点から書いていきたいと思います。
私自身はどちらかというと不真面目で適当な性格ですが、子どものころから「障害では?」と疑われるほど不器用で、何かを習得するにはものすごく時間がかかりました。
また、努力した割にはクオリティは人並み以下…ですがそんな自分でも、どうにか学校や資格試験にはパスしています。
それは何故か? といえば、第一に「目的」があること。
次に「最低限これだけやれば受かる(できるようになる)」という要領をつかめたことです。

憶測で申し訳ありませんが、「中学校に入学したら、勉強を急にしなくなり、成績も急に悪くなりました」ということは、いままでのように真面目に一つひとつの教科を勉強することに疲れてしまったのかもしれません。
おそらく小学校では、国語・算数…とそれぞれの教科をがんばっていたのでしょう。
でも中学になると教科も増えますし、高校受験のためのテスト勉強もあるかと思います。
確かに真面目にコツコツというのはいいのですが、裏を返せば「要領が悪い」「効率が悪い」、だから疲れるだけで結果を出せない。
小学校時代と同じ勉強法ではだめでしょう。

そういった不器用でダメな自分を中学に入って知ってしまったこと、さらに真面目であるが故の完璧主義というか、「もっときちんとしなければ…でも、できない」という気持ちが勉強に対するやる気を奪っているのかと感じました。
なんというか、「自分が思う結果が出ないのなら、はじめから勉強なんてしない」といった感じでしょうか。

義務教育では気付かなかったことですが、勉強とは、なりたいものになる・欲しいものを得る・自分を磨き他者とコミュニケーションを図る…などの「目的」のために知識を身に着け、結果を得ることだと私は思っています。
だから学校の教科だけでなく「勉強」は一生ついてきます。
ここでやる気をなくし「学ぶこと」「目的を達成し、自分を高めること」を放棄するのはもったいないことです。

たとえば、一見くだらない「友達の話に加わりたい」という単純な動機で漫画などに興味を持つことも、自分からおもしろい話が振れるように漫画の内容を考察したり、イラストの練習をしたり…。
そんなことでコミュニケーション能力や読解力、画力などが身につけば、十分「勉強」だと思います。

ですが要領が悪くて不器用となると、「あの子はこんなにできているのに私は…」「私の学力じゃもっと勉強しないと高校に入れない…」など、常に劣等感とプレッシャーにさらされているわけです。
そんなストレスまみれでさらに結果が出ないとなると、「やっぱり今日もダメだった、どうせ私なんて…」といろいろな悪循環に陥ります。
こうなったら、気持ちもネガティブになり、勉強へのモチベーションも下がるどころか、生きる気力もなくなります。
目的どころじゃありません。

大切なのは、生活リズムを整えて、いま失くしている(と思われる)「私はこれが好き・楽しい・これがしたい」といった、ポジティブな気力を取り戻すことだと思います。
そのうえで、あれもこれもやるには時間管理はどうするのか? 無駄なことをしていないか? もっと簡略化できないか? 優先順位は? といった、「効率」について考えてもらうといいかもしれません。
そうすれば多少雑でもいま以上にサクサク物事が進むはずなので、疲れも感じなくなるでしょう。
そうなったら少し自信がつき、「目的」が見えてくるのではないでしょうか。
学校の勉強は、それからでも遅くないと思います。

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