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− | '''コロナ禍で寄付激減 宇都宮のNPOが共同基金、支援呼びかけ'''<br>
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− | 「うりずん」が開く医療的ケア児の交流会。新型コロナウイルスの影響で、寄付金集めが難しくなっている(うりずん提供)<br>
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− | 新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動資金の調達に困っている非営利団体への支援を呼びかけようと、NPO法人「とちぎボランティアネットワーク」(宇都宮市)が中心となって基金を作り、寄付を募っている。<br>
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− | 各団体は「国の持続化給付金を十分に受けられない」と訴え、広く協力を求めている。<br>
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− | 「がんばろう栃木!コロナ支え合い基金」と名付け、14団体が名を連ねている。<br>
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− | 特設サイト(https://www.tochicomi.org/cv)で活動内容を紹介し、銀行振込と郵便振替、クレジットカードでの寄付を求めている。<br>
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− | 参加する団体の一つ、難病や重い障害を抱えた子供の遊び場を提供している認定NPO法人「うりずん」(同市)の高橋昭彦理事長は、「保護者から頂く利用料だけでは運営できない」と窮状を説明する。<br>
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− | 従来は交流イベントなどで寄付を募り、運営資金に充てていたが、コロナ禍によって開催できなくなった。<br>
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− | 国の持続化給付金は企業だけでなく非営利団体も受けられるが、前年の事業収入が算定基準となる。<br>
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− | 多くの団体は事業収入が少なく、活動費をまかなうため寄付に頼っているため、給付金は十分な助けにならないという。<br>
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− | 生活困窮世帯に食品を届けているNPO法人「フードバンクうつのみや」(同市)では、休業で雇い止めにあったひとり親や、外国人留学生からのSOSが増え、支援先がコロナ禍前と比べ3倍になった。<br>
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− | 「必要な食料だけでなく運送費などもかさむ。チャリティーイベントを開けないのは痛い」と、木下一成副理事長は話す。<br>
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− | 基金ではこのほか、不登校児や引きこもりの人、孤立した妊産婦・母親を支援する活動などへの寄付も募っている。<br>
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− | とちぎボランティアネットワークの矢野正広理事長は「もともと大変な人が、コロナでもっと大変になっている」と、支援を呼びかけている。<br>
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− | 〔2020年8/25(火) 産経新聞(山沢義徳)〕<br>
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