Center:1989年5月ー『これからの仕事ガイド』編集にあたって
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2012年4月28日 (土) 12:18時点における版
『これからの仕事ガイド』編集にあたって
〔就職研究会編『これからの仕事ガイド』高校出版、1989年7月発行のまえがき。
数度の改訂版を重ね、この前書きの文章も少しずつ変わりました。
2001年11月の『中学生・高校生のための仕事ガイド』の「2002年版の発行にあたって」[1]、桐書房発行と対比してください。
就職研究会は後に進路就職研究会と名称を変えました。〕
本書は、主に中学生、高校生を対象にして、日本人の職業を紹介し、進路を考える参考にしてもらうためのものです。
カタカナ職業など新しいもので、仕事の内容が知られていないものはできるだけ取り上げました。
また従来型のものも仕事の内容は案外わからないものもありますので、「こんな仕事もある」ことをわかってもらうために掲載しています。
各項目についてみると、仕事の内容、どうしたらその仕事につけるのか、給与や勤務の条件、参考図書などをコンパクトに紹介しています。
仕事の内容を理解するために、エピソード(嬉しいとき、苦しいときなど)を取り入れ、その仕事の雰囲気を伝えようとしました。
これらのエピソードは、個人的体験や感じ方が大きくかかわるものですから、その仕事に必ずついてまわるものばかりではありません。
□□の関連ということで、補遺を含め37に仕事を分類しています。
この分類は任意のもので、一般的な基準になるものではありません。
職名を調べるばあいは、Index(索引)でページを確認してください。
同じ仕事でも職名やよび方がいくつもあるばあいは、さがしやすくするために、各項目に入れてありますし、またそれらもIndexに入れてあります。
本書の内容は、非常に多くの資料を調べ、聞き取りをしてまとめたものです。
また、多くの人に仕事の実情を聞かせていただいたり、原稿をチェックしていただきました。
心から感謝申し上げます。
しかしなおデータや内容が十分でないものもあります。
またここで取り上げていないもので紹介してほしいと思われるものもあると思います。
これらについては下記にご連絡いただければさいわいです。
(1989年5月20日)