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外国の高校と“新方式の国際高校”=高卒・同等資格

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「外国において、学校教育における12年の課程を修了」した人は、高校卒業同等とみなされます。<br>中学校卒業後、外国の高校(後期中等教育機関)に留学し、終了した人も同様です。<br>
 
「外国において、学校教育における12年の課程を修了」した人は、高校卒業同等とみなされます。<br>中学校卒業後、外国の高校(後期中等教育機関)に留学し、終了した人も同様です。<br>
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2012年9月22日 (土) 14:43時点における最新版

学校・支援団体の解説構造の「学校関連」

外国の高校と“新方式の国際高校”=高卒・同等資格
「外国において、学校教育における12年の課程を修了」した人は、高校卒業同等とみなされます。
中学校卒業後、外国の高校(後期中等教育機関)に留学し、終了した人も同様です。
高校留学は、日本の高校に在籍した形でも実施されていて、そのばあい1年間の留学は履修科目などに関係なく30単位が認められることになっています。
外国の高校に1年間留学(在籍)し、その後日本の高校に入学したばあいも30単位が認められます。
この留学の単位を加算できるには、高校側で単位認定の仕組みが必要です。
不登校および高校中退生、初めから外国の高校に学ぶことで高校卒業の資格を得た人もいます。生活環境が大きく変わる、文化的価値観が異なるので違った面から評価を受ける、独立した生活を求められる……などの要素があって、新しい出発の契機となるからでしょうか。その一方、生活・文化の大きな違いによるショックやホームシックなど、生徒をサポートする体制も求められます。それらに関する情報は十分ではありません。
注目すべきは、「外国の高校の日本校」ともいえる新方式の“国際高校”の設立です。
卒業資格は外国に本校のある高校から得られますが、日本国内にそれに対応する教育機関やサポート体制のあるものです。
私はそれを次のように性格づけることにしました。
(1)通学制のばあい――日本以外の国に本校があり、本校所在国の教育制度に基づく高校教育(後期中等教育)機関です。
日本国内に準備課程または本課程の一部を実施する教育施設があり、本校の定める教育課程が行われています。
一定期間の留学による本校での教育課程の履修を含めて、必要な教育課程を履修すれば、当該国における高校卒業またはそれに相当する公認の資格が得られ、日本においては大学入学資格取得者とみなされます。
(2)通信制をともなうばあい――日本以外に本校があり、本校所在国の教育制度に基づく高校教育(後期中等教育)機関です。
本校の教育課程を履修するため、日本国内に生徒をサポートする本校と連携する教育機関があります。
ただし、本校への留学を仲介・斡旋するだけでは、学校には分類できません。
一定期間の留学による本校での教育課程の履修を含めて、必要な教育課程を履修すれば、当該国における高校卒業またはそれに相当する公認の資格が得られ、日本においては大学入学資格取得者とみなされます。
この“新方式の国際高校”は、社会全体の国際化、各国の教育制度の多様性とそれへの創造的対応をともなって、さらにいろいろなタイプのものが生まれるように思います。
一方、日本国内に本校がある外国の教育制度に基づく外国人のための後期中等教育機関(朝鮮人学校高等部が代表的)の卒業生が差別的な扱いを受けている現実も忘れてはならない点でしょう。

全日制高校=高卒・同等資格
定時制高校=高卒・同等資格
通信制高校=高卒・同等資格
養護学校高等部と高校特殊学級=高卒・同等資格
技能連携校=高卒・同等資格
高等専修学校(専修学校高等課程)=高卒・同等資格
職業訓練施設=高卒・同等資格
通信制高校サポート校=高卒・同等資格
大検と大検予備校=高卒・同等資格
海員学校本科=高卒・同等資格
在外教育施設高等部=高卒・同等資格
外国の高校と“新方式の国際高校”=高卒・同等資格
外国の大学入学資格(大検の各国版)=高卒・同等資格
高卒・同等資格〈付録〉

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