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東さくら園

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(母子生活支援施設 東さくら園)
(母子生活支援施設 東さくら園)
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'''家に眠る食品、寄付で生かす 「フードドライブ」広がる窓口【大阪】'''<br>
 
生活が厳しい家庭に届けるため、家庭で食べきれない食品を持ち寄る「フードドライブ」。<br>
 
集められた食品を管理し、届けるフードバンク団体や企業の活動が活発になったことで、スポーツジム、寺や自治体の窓口など、身近な場所に広がっています。<br>
 
'''□ジムで240トン受け付け'''<br>
 
1月中旬、大阪市住吉区のスポーツジム「カーブス」に、会員で近所に住む主婦辻厚子さん(64)は、お中元のそうめんを持ってきた。<br>
 
「ついでに持ってこられるのが便利」 辻さんが食品を持ち寄るようになったのは3年前。<br>
 
3人の子どもたちが社会人になり、そうめん、スープの缶詰、レトルト食品など、ついつい買いだめして食べきれない食品をそれまでは捨てていた。<br>
 
「子ども食堂を手伝いたいと思っているけどハードルが高くて……。でもこれなら参加しやすかった」と話す。<br>
 
フードドライブは、1960年代に米国で始まり企業や学校で定着している。<br>
 
受け付けるのは、賞味期限内で、基本的に常温で保存できる食品。<br>
 
女性限定のスポーツジム「カーブス」は、本拠地の米国で99年にフードドライブを始めた。<br>
 
日本では、2007年11月に始め、今年で10回目。<br>
 
期間を1カ月と定め、全国の会員と会員以外にも参加を呼びかけてきた。<br>
 
参加人数は、初回は約2万8千人だったが、昨年は約17万人に。寄せられた食品も、約50トンから約240トンに増えた。<br>
 
2回目までは11月に実施していたが、「お歳暮や年末年始が終わった後の方が便利」との利用者の声を受け、3回目から年明けにした。<br>
 
集められた食品は、児童養護施設や、地域のひとり親を支援する民間に届けられる。<br>
 
貧困やDV被害などを理由に入所する母子を支援する母子生活支援施設「東さくら園」(大阪市)では、6年前から食品の提供を受け、職員が退所者や地域の困窮した世帯に届けてきた。<br>
 
ある高校生は、母と二人暮らし。<br>
 
パートで働く母の給料日前は、いつも職員にSOSを出し、米やレトルト食品をもらいに来る。<br>
 
廣瀬みどり施設長(59)は「この寄付がなければ、あの子は育たなかった。まさに、命をつなぐ食料です」と話す。<br>
 
〔◆平成29(2017)年2月8日 朝日新聞 大阪朝刊〕 <br>
 
  
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2021年10月16日 (土) 11:05時点における版

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母子生活支援施設 東さくら園

所在地 537-0022 大阪府大阪市東成区中本4丁目1-21
TEL 06-6972-6010
FAX 06-6972-6086
MAIL higashi@sakuraen.jp
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