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和歌山南陵高等学校

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'''授業ボイコットの和歌山南陵高 保護者が憤った「初の説明会」'''<br>
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給与の未払いなどで、教職員が授業をボイコットする事態が起きた和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)で10日、全保護者を対象とした説明会が開かれた。<br>
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学校法人「南陵学園」(静岡県菊川市)の不適切な学校運営があり、説明会開催は保護者や教職員が今春以降、学校側に再三要求し、和歌山県も行政指導していたが、これまで開催されていなかった。<br>
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学校運営にさまざまな問題が生じている私立和歌山南陵高校=和歌山県日高川町和佐で2022年6月3日午前11時34分、加藤敦久撮影<br>
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© 毎日新聞 提供<br>
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複数の出席者などによると、非公開の保護者説明会は学園祭の後に開かれた。<br>
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関口仁理事長が冒頭、開催の遅れなどを陳謝。<br>
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その後、通信制課程の充実や、教職員の質・量の向上、部活動の強化など学校再建策を説明したという。<br>
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一方、これまでの運営問題などについて、関口理事長は「経緯などの把握を進めている状況」などと明かすにとどめた。<br>
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保護者から経緯の説明を求める質問が相次いでも、法人の代理人弁護士が「この場での回答は差し控える」などと述べたという。<br>
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説明会終了後、参加者からは「学校再建には協力したい」との声が聞かれた一方、「何のための説明会なのか」と非難する声も上がっていた。<br>
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ある保護者は「重みのある謝罪や説明ではなく、納得できない」と不満を漏らした。<br>
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また、別の保護者は「まず過去の説明が必要。<br>
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経緯を知る元理事長が出席していないのはどうか」と疑問の声を上げていた。<br>
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同校では、教職員の4月分給与が期限までに支給されなかったことなどから5月、教職員が授業をボイコット。<br>
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その後も教職員の私学共済の掛け金などの未払いや、修学旅行の行き先変更に伴う代金の差額を保護者に返還をしていないなど、不透明な学校運営が相次いで明らかになった。<br>
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今年度だけで2回、理事長と校長が交代し、現在の関口理事長は10月末に選任されたばかり。<br>
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静岡県は7月、法人に対して資金不足によって教育環境に支障が生じているとして、私立学校法に基づく措置命令を出した。<br>
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和歌山県は税の滞納や未設置となっている図書室の問題が改善されていないなどとして2021年11月以降、少なくとも16回の行政指導を重ねている。<br>
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〔毎日新聞2022年12月11日【加藤敦久】〕<br>
  
 
[[Category:全日制高校・和歌山県|わかやまなんりょうこうとうがっこう]]
 
[[Category:全日制高校・和歌山県|わかやまなんりょうこうとうがっこう]]

2022年12月11日 (日) 15:52時点における版

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和歌山南陵高等学校

教育機関の性格 全日制高校(普通科)、全寮制高校・寄宿舎のある学校
法人名 学校法人 南陵学園
校長 竹下 遼
所在地 〒649-1443 和歌山県日高郡日高川町和佐2223-5

TEL 0738-53-0316
FAX 0738-53-0318
寮または寄宿舎 あり
教育相談員、心理カウンセラ等の配置 なし
設置・学科コースと学費

進学Ⅰ類コース;各学年30名。
進学Ⅱ類コース;各学年30名。
スリートコース;各学年60名。

生徒全体数;定員360名、実数132名。
転入学・編入学の条件
  • 入学試験
  • 面接で重視する点
    • やる気、受け答え、態度
  • 可能な学年・学期
    • 相談
帰国生・外国籍の生徒の入学 あり
(日本語が上手く話せないときは相談)
4月以外の入学時期 なし
過年度生の入学 (中学校卒業後1年以上経た生徒)
あり(17歳まで入学可能)。
資格を単位取得に認める制度  (高卒認定資格、パソコン資格、検定資格など)
なし。
発達障害をもつ生徒の受入れ (LD、AD/HD、アスペルガー症候群など)
生徒の状態により受入れる
情報提供年月 2019年7月

授業ボイコットの和歌山南陵高 保護者が憤った「初の説明会」
給与の未払いなどで、教職員が授業をボイコットする事態が起きた和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)で10日、全保護者を対象とした説明会が開かれた。
学校法人「南陵学園」(静岡県菊川市)の不適切な学校運営があり、説明会開催は保護者や教職員が今春以降、学校側に再三要求し、和歌山県も行政指導していたが、これまで開催されていなかった。
学校運営にさまざまな問題が生じている私立和歌山南陵高校=和歌山県日高川町和佐で2022年6月3日午前11時34分、加藤敦久撮影
© 毎日新聞 提供
複数の出席者などによると、非公開の保護者説明会は学園祭の後に開かれた。
関口仁理事長が冒頭、開催の遅れなどを陳謝。
その後、通信制課程の充実や、教職員の質・量の向上、部活動の強化など学校再建策を説明したという。
一方、これまでの運営問題などについて、関口理事長は「経緯などの把握を進めている状況」などと明かすにとどめた。
保護者から経緯の説明を求める質問が相次いでも、法人の代理人弁護士が「この場での回答は差し控える」などと述べたという。
説明会終了後、参加者からは「学校再建には協力したい」との声が聞かれた一方、「何のための説明会なのか」と非難する声も上がっていた。
ある保護者は「重みのある謝罪や説明ではなく、納得できない」と不満を漏らした。
また、別の保護者は「まず過去の説明が必要。
経緯を知る元理事長が出席していないのはどうか」と疑問の声を上げていた。
同校では、教職員の4月分給与が期限までに支給されなかったことなどから5月、教職員が授業をボイコット。
その後も教職員の私学共済の掛け金などの未払いや、修学旅行の行き先変更に伴う代金の差額を保護者に返還をしていないなど、不透明な学校運営が相次いで明らかになった。
今年度だけで2回、理事長と校長が交代し、現在の関口理事長は10月末に選任されたばかり。
静岡県は7月、法人に対して資金不足によって教育環境に支障が生じているとして、私立学校法に基づく措置命令を出した。
和歌山県は税の滞納や未設置となっている図書室の問題が改善されていないなどとして2021年11月以降、少なくとも16回の行政指導を重ねている。
〔毎日新聞2022年12月11日【加藤敦久】〕

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