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ヤングケアラー

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ページ名 [[ヤングケアラー]] 北海道上ノ国町(自治体福祉相談室・北海道)<br>
 
 
'''ケアラーについて~ひとりで抱え込まないように'''<br>
 
'''ケアラーについて~ひとりで抱え込まないように'''<br>
 
今月は 社会福祉士 佐藤綾香です<br>
 
今月は 社会福祉士 佐藤綾香です<br>

2023年8月4日 (金) 19:34時点における版

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ヤングケアラー

種類・内容

ケアラーについて~ひとりで抱え込まないように
今月は 社会福祉士 佐藤綾香です
皆さんは『ケアラー』という言葉をご存じでしょうか。
『ケアラー』とはこころやからだに不調のある家族の「介護」「看護」「療育」「世話」「気づかい」などをする人を言い、そのうち18歳未満の子どもを『ヤングケアラー』といいます。
全国的にケアラーは5世帯に1人いると言われており、身近な問題であると言えます。
◇周りからは見えにくいケアラーの問題
ケアラーの中には、「家族による介護が望ましい」「他人に知られたくない」といった思いから、悩みを相談出来ずにいたり、支援が必要な状態であっても、そのことに気がついていない方もいらっしゃいます。
また、家庭内での問題であることから、周りに見えにくいという課題があります。
※例えば…。
・病気や障害がある家族のために家事や世話をしている
・目が離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
・心が不安定な家族の話を聞いている
など…
▽あなたや身の回りの方に悩んでいる方はいませんか?
・家族の介護に追われ、生活の自由がない
・生活リズムが乱れ、心身に不調をきたしている
・家族のケア以外にも、仕事や子育てなど負担となる大きな役割を担っている
・介護離職
・子どもが過度な負担や責任を負うことで成長や学びに影響を及ぼしているなどなたや身の回りの方に悩んでいる方はいませんか?
※ヤングケアラーの約8割が支援が必要な状況であることに気づいていないと言われています。
◇抱え込まず、相談しましょう
ケアラーの問題が深刻化すると、個人の負担が更に増すだけではなく、虐待などの重大な問題に至ることもあります。
そのまえに、一歩踏み出して他の人や専門機関に相談することで、問題の解消・軽減につながっていくのかもしれません。
◇ケアラー支援に関する相談先
・ケアラー
上ノ国町役場 保健福祉課 地域包括支援センター【電話】0139-55-4460
・ヤングケアラー
上ノ国町役場 保健福祉課 健康支援グループ【電話】0139-55-4460 上ノ国町役場 教育委員会※町内教育機関への連絡も可能です。【電話】0139-55-2230
子ども相談支援センター【電話】0120-3882-56
児童相談所相談専用ダイヤル【電話】0120-189-783
北海道ヤングケアラー相談サポートセンター【電話】0120-516-086
〔広報かみのくに 令和5年7月号〕

子どもが子どもらしくいられるために「ヤングケアラー」のための相談窓口があります
◯ヤングケアラーと呼ばれる子どもたちをご存じですか
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを日常的に行う子どものことです。
国の調査ではその割合が、小学生の15人に1人、中学生の17人に1人、高校生の24人に1人に上ることが分かっています。
・障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
・家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている
・目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
・家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
出典:こども家庭庁
◯こんな影響が出る可能性があります
・学校で遅刻・早退・欠席が増える
・勉強や友人とのコミュニケーションの時間が少なくなる
・就職で自分にできると思う仕事の範囲を狭めてしまう
家族の手伝いで学校生活に影響が出たり、心や体に不調を感じるほど負荷がかかったりする場合は注意が必要です
子ども家庭課職員
◯居場所スペース 要申込
同じような状況の若者たちの交流の場として、月1回程度、開催します。
日時:6月12日(月)16~17時
対象:中学生~49歳の方
◯その他の相談
《ひきこもり・不登校・ニート・非行など…》
生きづらさを感じている49歳までの方やどのように向き合えばいいか悩んでいるご家族
◎子どもと若者の総合相談窓口 ユースサポートセンター
【電話】248-2518
【FAX】248-0723
【住所】北区百舌鳥赤畑町1丁3-1 三国ヶ丘庁舎5階
9~17時30分(土・日曜日、祝休日を除く)
詳しくはユースサポートセンターHP(QRコード)へ
〔広報さかい 2023年6月号〕

「ヤングケアラー」を知っていますか?
ヤングケアラーとは、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子ども」をいいます。
病気や障がいのある家族の代わりに買い物や料理・掃除などの家事をしたり、幼いきょうだいの世話をしたりする生活が本人にとって当たり前になっていて、困り事として表面に出てこないことが多くあります。
子どもへの過度な負担は学校生活や日常生活に支障をきたし、児童虐待につながる場合もあります。
周囲にこんなお子さんがいたら、ぜひお子さんの話に耳を傾けていただき、相談機関へご連絡ください。
◆悩みを抱えている子どもからの相談も待っています
・24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)
【電話】0120(0)78310(なやみいおう)
24時間対応・フリーダイヤル
※ヤングケアラーについて詳しくはこちら(厚生労働省HP)
〔たま広報 令和3年10月20日号〕

〔埼玉県三郷市〕ヤングケアラーについて 子どもの人権についていま一度考えよう
皆さんは、ヤングケアラーという言葉をご存知ですか。ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どもを指すとされています。
ヤングケアラーをめぐって国は全国の教育現場に対する初の実態調査を行いました。
調査結果によると、世話をしている家族が「いる」と回答したのは中学2年生が5.7%、全日制高校2年生が4.1%となっており、誰にも相談できず孤立しがちな実態や健康・学業への悪影響も全国的に初めて裏付けられました。
子どもが家族をケアすること自体は否定するものではありません。
しかし、悩みを相談できず取り残されたように感じてしまったり、進学や就職で遅れをとってしまったりすることは、見過ごせません。
子どもが学業や好きなことに打ち込むなど、もっと子どもらしい時間を過ごすために私たちにできることは何でしょうか。
大事なのは子どもと身近な学校や周りの気付きとサポートです。
子どもとのコミュニケーションや交流する場を設けることでヤングケアラーの自覚がない子どもに気付くことができ、さまざまな支援につなげていくことが可能です。
この機会に、子どもの声に耳を傾けてみませんか。
埼玉県では「すべての県民がお互いの人権を尊重しながら共に生きる社会」の実現に向けて「人権尊重社会をめざす県民運動」を展開しています。
8月は「人権尊重社会をめざす県民運動強調月間」です。
〔広報みさと 令和3年8月号〕

〔埼玉県蓮田市〕人権それは愛ヤングケアラーについて~子どもの人権について今一度考えよう~
ヤングケアラーとは、本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どもを指すとされています。
ヤングケアラーを巡り、国は全国の教育現場に対する初の実態調査を行いました。
調査結果によると、世話をしている家族が「いる」と回答したのは、中学2年生が5.7%、全日制高校2年生が4.1%となっており、誰にも相談できず孤立しがちな実態や、健康・学業への悪影響も全国的に初めて裏付けられました。
子どもが家族をケアすること自体は否定するものではありません。
しかし、悩みを相談できず取り残されたように感じてしまったり、進学や就職で遅れをとってしまったりすることは、見過ごせません。
子どもが、学業や好きなことに打ち込むなど、もっと子どもらしい時間を過ごすために、私たちにできることは何でしょうか。
大事なのは、子どもと身近な学校や周りの気づきとサポートです。
子どもとのコミュニケーションや交流する場を設けることで、ヤングケアラーの自覚がない子どもに気づくことができ、さまざまな支援につなげていくことが可能です。
この機会に、子どもの声に耳を傾けてみませんか。
県では、「人権尊重社会をめざす県民運動」を展開しています。
8月は「人権尊重社会をめざす県民運動強調月間」です。 問合せ: 社会教育課生涯教育担当【電話】048-768-3111(内線)176、 庶務課人権担当【電話】048-768-3111(内線)296 〔広報はすだ 令和3年8月号〕 

〔神奈川県横須賀市〕将来を担う世代のために
いまだ収束が見通せない新型コロナウイルス感染症。
収束に向け全力で取り組むことは当然ですが、こうした状況下にあっても政治には目の前の危機を乗り越え、活力ある次代をつくる責任があります。
将来世代に光を当てた政策を、私は公明党の国会議員、市会議員とともに力を合わせて推進していきます。
「ヤングケアラー」を知っていますか?
ヤングケアラーとは、病気や障がいを抱える家族の介護や世話をしている18歳未満の子どもを指し、国内に約10万人いるとの推計もあります。
国の調査では周囲からの孤立や学業・健康面への悪影響も浮き彫りになりました。
公明党県議団は県知事に対し、ヤングケアラーや子育てと老親などの介護を同時に担うダブルケアラー、老々介護など、さまざまな課題を持つ介護者への支援強化を求めてきました。
県は「第8期かながわ高齢者保健福祉計画」で「介護者(ケアラー)に対する支援」を初めて明確化。
今後、ヤングケアラーの社会的周知とともに孤立を防ぎ、地域で支えられる体制づくりを進めます。
「赤ちゃんがほしい」の声にこたえます
多額の費用を要する不妊治療。公明党はその保険適用を1998年に提言して以来、2004年には坂口力厚労相の下で国の治療費助成制度を創設し、その後も金額や対象を拡大してきました。
来年4月には保険適用がスタート。それまでの間は助成額を増額し、所得制限も撤廃するなど制度を大幅に拡充します。
一方、妊娠しても流産や死産を繰り返してしまう不育症対策には2009年から党として取り組んできましたが、今年度から保険適用外の検査費用に対し、助成が受けられるようになりました。
先進医療として保険診療との併用が認められているものが対象です。
少人数学級の実現と教育のICT化
少子化が進行する中、教職員を新たに大量採用せずとも少人数学級を実現する方策を示し続けたことで、小学校の35人学級に道を開きました。
必要な教職員を今後5年間かけて確保します。
公立小中学校への「ひとり1台のICT端末」によって家庭でも学び続けられる環境を整え、不登校や障がいのある児童生徒の学びにも役立てていきます。
また、「高校生等奨学給付金」にオンライン学習に必要な通信費相当額を追加しました。
亀井たかつぐ
http://www.kameisite.com/
〔2021年9月3日 タウンニュース横須賀版掲載号〕

〔セシオネット親の会・松村淳子〕
会報『ひきこもり居場所だより』2021年6月号
家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものことです。
病気の親や幼い弟妹、高齢者の世話や家事、障害のある親や兄弟の世話、日本語が話せない外国人家族らの通訳など多岐にわたっています。
  今年四月に国が初めて調査をしたところ、公立中学校の2年生、公立全日制高校の2年生の各クラスにヤングケアラーが1人から2人いることがわかりました(約17人に1人)。
ケアをすることで年齢の割には高い生活能力や病気や障害への理解、思いやりなどその子たちのプラスの面もあることでしょう。
しかしこれが少子高齢化や地域のつながりの希薄化、貧困の拡大など社会的な条件により「お手伝い」の域を超えて彼らの負担が大きくなってきている現状が問題です。 
部活や勉強時間などの学校生活に支障が出たり、進学をあきらめざるを得ない、自分の時間が取れず友だちと遊んだりできない、誰にも相談できなくてストレスをため込んでしまうなどそで過度な負担となってしまい、人間として基本的な資質を養う大事な時期がそのことで費やされるのは避けなければなりませんね。
家庭内の家事や下の子の世話の手伝いなどはこれまでもあったし、当たり前とも認識されてきました。
そういう子どもたちは「えらいね」などのほめことばはときどき周囲から受けていたでしょう。
でもそれが常態化してきて、やるのが当たり前になり徐々に負担も増えてきても、もう声を上げることができなくなって追い詰められていくことが心配です。
社会が子どもたちの「家族を助けたい」という気持ちから始まったであろうこと、でもそこによりかかっていいのでしょうか?
これを読んでいる方の中にも「そういえば自分もそうだった」と思い当たる方もいるのではないでしょうか。
思い出してみると自分が小学高学年のころ母がいなかったので中学生の姉が家事全般をやってくれていました(その後父が再婚し、姉の「中学生主婦生活」は2年ほどで終わりましたが)。
当時はそういうものだと思っていましたが、今思うと中学生の肩に家事の重圧はかなり辛かったことでしょう。
どんな思いでやっていたのでしょうか? 
聞いてみたらきっと 「だって私しかいなかったから仕方なかった」と言うことでしょう。
でも、それでいいのでしょうか?
家族の問題は家族で解決するのが当たり前という社会の通念は本当にそれでいいのでしょうか?
近年とみに増えている児童虐待の問題もひきこもりの問題も、DVの問題も、さまざまな家族の問題は「家族が解決するべきだ」として押し込めてしまうことでいいのでしょうか?
核家族化で家族の孤立化が進み、「助けて」とか「困っています」の声のあげられない社会になっていく事がとても心配です。
この「ヤングケアラー」の問題はイギリスでは1990年代から社会問題し、対策が進められています。
日本でもやっと埼玉県が全国に先駆けて「埼玉県ケアラー支援条例」を出し、対策に乗り出しているそうです。
まずは私たちがもっと関心を寄せていくことで少しずつでも彼らの状況が改善していってほしいものです。

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