映画ウォッチ

２０代前半日本料理を学びながらミコと深く愛し合い、従業員の日本人とも仲良くなってくが、ある日ミコとその父である高橋が突然店をたたみ失踪してしまう。
その真相を探ろうと７０代になったクリストファーは旅に出ることを決意する。
アイスランド、イギリス、日本、そして５０年前１９６９年の若きクリストファーと２０２０年の年老いたクリストファーと役者を替え交互に年代と場面を変えながら展開していくラブストーリー。

都市型で人に仕えることを目的としたロズはなすすべをなくしてしまうが、翻訳機能で島の動物たちの言葉とコミュニケーションを学習し順応していく。
ある日雁の卵を見つけ孵化しひな鳥に「キラリ」と名付けロズもママと呼ばれる。
キラリが飛べるまで、キツネのチャッカリ、オポッサムのピンクシッポ等反目しあう動物同士が住む家まで作り仲良くしていくが、次第に人間のプログラムを超えた何かを身に着けていく。
ピーターブラウンの児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、ドリームワークスアニメーションが手掛けたアニメーション作品。

やがて上京し昼は着物のセールスマン、夜は何もかもジミー・ペイジ本物そっくりにプレイするジミー桜井として３５年にわたり東京のクラブでレッドツェッペリンの７０年代のライブを完全に再現してきた。
２０１２年、本物のジミー・ペイジがかれのライブを観に現れ、それ以降彼に転機が訪れる。
東京での仕事をやめ家族を置いてロスアンゼルスのレッド・ツェッペリンのコピーバンド「Led Zepagain」に加入する。
しかしそんな彼に言葉の壁や、メンバー間の軋轢など様々な困難が待ち受けていた。
ジミー・ペイジになりきる日本人ギタリスト、ジミー桜井を追ったドキュメンタリー映画。

大学の教授を辞めて１０年、妻に先立たれ、祖父の代から続く日本家屋に暮らしている。
料理は自分でつくり、晩酌を一人で楽しんでいた。
時には僅かな友人と酒を酌み交わし、時には教え子を招いてディナーを振る舞う。
預貯金や自分の人生があと何年生きるかを計算しながら、日々は丁寧に完璧に過ぎていく、遺言書も書き、やり残したことはない。
だがそんなある日、書斎のパソコンの画面に「敵がやってくる」と不穏なメッセージが流れてくる。

ロシアに彼が帰るまでの７日間１万５千ドルで契約彼女となるが、ショッピングやパーティーの贅沢三昧の挙句ラスベガスの教会で結婚までしてしまう。
すべてを衝動に任せ幸せ絶頂だったが、息子が娼婦と結婚したと聞いたロシアの両親は大反対。
結婚を阻止すべく屈強な男たちを息子のもとへと送り込む。
そして飛行機に乗ってロシアの息子の両親がやってきてアノーラの前に厳しい現実が突きつけられる。

恋人になるシルヴィやフォークシンガーのジョーン・バエズや先輩のピート・シーガーや憧れのウディ・ガスリー等に次第に認められるようになる。
「若者の代弁者」など彼の周囲が彼の活躍を祭り上げるようになるが、そのことに次第に違和感をいだくようになる。
高まる名声に反し悩む彼は１９６５年７月ある決断をする。
アメリカを代表するミュージシャン、ボブ・ディランのミネソタの無名の若者から時代の寵児としてスターダムにのし上がるまでの若き日を描いた作品。

そんな彼のもとにイスラエル人のユヴァルが現れる。
非人道的な行動をとる祖国の行為に心を痛めていて彼は、バーセルに協力しようと危険を冒しバーセルの村にやってきたのだ。
同じ思いを共有し互いの境遇や気持ちを語り合いながら、同い年の彼らに友情が芽生えていくが、その間にも軍の破壊行動は過激さを増し、彼らがその様子を収めるカメラにも、痛ましい犠牲者の姿が増えていく、彼らの切実な思いが撮ったドキュメンタリー。

イラン代表のレイラ・ホセイニはコーチのマリアム・ガンバリとともに順調に勝ち進んでいくが金メダルを目前に、対戦相手が敵国のイスラエル代表の選手と当たる可能性があるため棄権しろとの国からの命令が入る.
そのためには彼女の家族にも危険が及んでいくのだが、国の命令に従って怪我を装って棄権するか、自由と尊厳の為に選手として戦うか、人生最大の決断に迫られる。
２０１９年の東京で行われた世界柔道選手権の男子のイランの選手に起こった実際の話をもとに、場所をジョージアに選手を女性に変えて描いた作品。