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発達障害者の「生活面での予後」

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本人に意思があればこのあたりから行くしかないのではないでしょうか。<br>
 
本人に意思があればこのあたりから行くしかないのではないでしょうか。<br>
 
〔2022年⇒2025年12月掲載〕<br>
 
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2025年12月20日 (土) 08:04時点における版

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発達障害者の「生活面での予後」

〔発達障害と思える事情のある人の問い合せに答えたものです(2022年頃です)。働くに働けない状態の人に参考になるかもしれません。〕
  発達障害に関しては、本人の状態(性別・年齢を含む)、それに家族の意向をほとんど知らないまま一般論以外で私が立ち入った考え方は提示できません。
私が経験した範囲で知った内容を紹介します。参考になればいいのですが…。
数人の発達障害(傾向のある人、診断を受けた人の両方)に関わったことがあります。その就業及び生活条件づくりに関わった話をします。
(1)発達障害に該当する診断名を受ければ、行政の福祉部で障害者手帳の交付を受けることができます。医療機関に数か月以上通院して診断を受けます。
医療では発達障害よりは発達神経症が診断名になることが多いです。このタイプは少ないですが数名います。そこから次に向かうわけです。
(2)障害者枠での雇用が企業側に求められています。ある程度の規模の企業は障害者枠の雇用を義務付けられています。
この障害者枠雇用は、就業時間、仕事内容などある程度の緩和条件があるので、一応は働きやすくなります。給与は低目になることがあります。
前に障害者手帳を持つ人がハローワークに行きましたが、選んだのは一般雇用枠でした。仕事内容や給与などを考えたためです。
他に発達障害枠で雇用になった人もいます。こちらはパソコン技術がある程度ある人です。
(3)障害者雇用の一種ですが、就労継続支援A型事業所・B型事業所、就労移行支援事業所などがあります。
ほかに農福連携共同作業所というのもあります(多くはないようです。法的制度としてはよく知りません)。
これらは数も多いので、場所によって様子は違います。
このうちB型事業所の人が多いようです。就労移行支援事業所は2年間の訓練機関で、かなりきついという人がいます。
これらは個人差で、途中でギブアップする人もいますし、期間満了で(就労に移行しないまま)退所になった人もいます。
(4)若者サポートステーション(サポステ)はニート・無業者を対象にしていますが本人の状況はいろいろです。
発達障害のあるなしは問われないはずですが、実際には相当数が発達障害の範囲の人でしょう。
初めの受付相談は本人だけではなく家族の同行は多いように思います。私は基本的には同行するつもりで勧めます。初回に同行する必要性が高いと思います。
サポステでは毎日のようにプログラムがあり、できそうなプログラムから始めます。
就業よりも対人関係を経験する場として一定期間通うのがさしあたりの目標になるはずです。
本人が「できそうだと思える」ところから出発するしかありません。
ここを勧めるのは、親の要望する「就職」との中間を答えとするわけで、親が十分に納得するかどうかは、やってみないとわかりません。
発達障害という診断を受けること事態に強い抵抗を示す人もいます。サポステはそこを後回しにできます。
当事者が20代まではとくにそうですが、30代、40代になっていくと親も本人も受け入れる人が多くなります
(事態がわかっていくのか、あきらめるのか……その両方かも)。

就業事業所や雇用企業は首都圏により多く、他の地域にはそれよりも少ないでしょうが、可能性はあります。
私との関係がとぎれた状態の人が、「あるとき株式投資で利益をあげた」といってカンパをくれました。これは就職型以外の収入になる方法です。
ただ私はこの方面の知識は皆無なので、株式投資を他の誰かには勧められません。カンパをくれた人は1人ですが、株式投資にとりくむ人は数人が確認できます。
就職以外の収入を得る方法としては、親がアパートを設立してアパート経営をした人(そのつもりの人も)います。
さらに発明にとりくんでいる人もいます。特許を取得していて、その商品化のために企業とのやりとりをします(その仲介をする職業もあります)。
アクセサリーを作っていてネットで販売する人もいます。ときどき売れている程度だと思いますが、注文を受けてから製作販売になるほどうまくいっている人もいます。
人によってはユーチューバーもいいと思っていますが、今までにそういう人はいません。
本人に意思があればこのあたりから行くしかないのではないでしょうか。
〔2022年⇒2025年12月掲載〕

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