Interview:反原発と現地で生活する人
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2013年12月27日 (金) 00:08時点における版
反原発と現地で生活する人
反原発を唱える人は、現地の人の生活をどう考えているのか。
生活を保証する気はあるのか。
〔2012-07〕
福島原発の被害者の生活保障および保障全体はどうなるのでしょうか。
被害者の範囲、程度は完全にわかることはなく、被害はわかる範囲でも大きすぎます。
家族離反などは保障の方法がないのにせいぜい金銭に換算して支払うしか方法はないでしょう。
保障の偽造です。
原発の可能性はこのような、保障できないものがあることです。
だれかの犠牲によって成り立つものをつくり、それによって立つ社会を継続するために犠牲を求め続けること、それが原発ではないかと思います。
犠牲が必要ならば社会全体で少しずつ受け持つ、例えば節電なんかはそうでしょう。
新しいエネルギー源の開発、製造に現地の人を優先して採用することは保障の一部になるでしょう。
現地の働く人の生活全体への保障はわかりません。
それ以上に現地の人たちへの保障できない状態を生み出さないことが肝心であろうと考えます。
現地で生活していた人の中には原発とその関連事業で生活していた人もいます。
その人たちも被害者であり、被害補償を受ける対象者になっていることを忘れたくないものです。
福島原発はそれを教えています。

