ふくしま子ども食堂ネットワーク
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ふくしま子ども食堂ネットワーク
所在地 | 福島県 |
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「子ども食堂」ノウハウ共有 郡山で初研修会、運営方法を学ぶ
子ども食堂設置に向けたノウハウを提供した研修会。参加者同士も交流し、連携の在り方を探った。
貧困など、さまざまな事情を抱えた児童らに食事を提供する「子ども食堂」の運営方法を学ぶ研修会が9日、郡山市で初めて開かれた。
県内で子ども食堂に取り組む民間団体などが資金集めや人材確保策のノウハウを提供した。
子ども食堂は地域からの孤立を防ぐ、子どもの居場所にもなる。
学習支援を受けたり生活の悩みを相談できるため、子どもの貧困対策につながると期待されている。
県内には10カ所あり、設置に関心を持つ団体も多い。
設置数を増やそうと子ども食堂を運営するNPO法人などでつくる「ふくしま子ども食堂ネットワーク(仮称)」が主催、民間や行政から約60人が参加した。
NPO法人しんせい(郡山市)の鈴木綾(りょう)氏が「子ども食堂の概論」、NPO法人寺子屋方丈舎(会津若松市)の江川和弥理事長が「運営方法」、
県社会福祉協議会地域福祉課の本間智絵主事が「ボランティア」、非営利任意団体KAKE COMI(白河市)の鴻巣(こうのす)麻里香代表が「実践報告」について講義した。
研修に参加した郡山市の20代女性は「子どもと一緒に取り組むことで自尊心が高まるという点が参考になった」と語った。
NPO法人ビーンズふくしま(福島市)の若月ちよ理事長は「子ども食堂に関心を持つ皆さんと顔合わせできたことをうれしく思う」とあいさつ。
研修では、出席者同士の連携を強めるワークショップも行われた。
〔福島民友みんゆうNet 2017年03月10日〕