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スマイル教室

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スマイル教室

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スマイル教室(大泉町)

6人に1人が「孤独」 大泉町「子どもの生活」実態調査 居場所づくりへ来月から新事業
【群馬県】大泉町は、二月に町内の小中学生と保護者を対象に実施した「子どもの生活」実態調査の結果と分析を発表した。
孤独感を持ったり、安心できる場所がないと感じたりしている子どもが一定数いる実情が明らかになった。
調査は児童虐待や育児放棄、不登校などを巡る対策の基礎資料として実施した。
小中学生には食事などの生活状況や将来の夢、居場所などを聞き、保護者には仕事の状況や収入、子どもの進路についての展望などを聞いた。
小中学生の回答では「ひとりぼっちだと思う」という問いに、「そう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた子どもが、六人に一人に当たる16・5%いた。
「誰が一番話を聞いてくれるか」との質問には、「親」と「友達」との回答が82・8%を占め、「学校の先生」は2%と低かった。
「安心できる場所はどこか」との設問には「ない」との回答が7・9%あった。
町は、二つの項目に注目して分析する「クロス集計」も実施。
話を聞いてくれる人が「いない」と回答した子は、「安心できる場所」も「ない」と回答する子どもが多かった。
また、話を聞いてくれる人に学校の先生や塾・習い事の先生を挙げる子どもは、親や友達を挙げる子よりもひとりぼっちだと感じる割合が多かった。
町は調査結果を踏まえ、子どもの居場所づくり、学習支援、食料・食育支援、ひとり親家庭の就労支援の四項目が今後の課題と分析。
九月からは、不登校の小中学生を対象に学習支援と居場所づくりを行う事業「スマイル教室」を町内で始める。
食料支援についてはNPO法人と連携したフードバンク事業で支援していくという。
調査は今年二月中旬から下旬にかけて実施し、町内の小学四年~中学三年の千九百九十人(回収率95・9%)、小学一年~中学三年の子を持つ保護者二千五百八十人(同84%)から回答を得た。
〔◆平成28(2016)年8月29日 東京新聞 朝刊群馬版〕

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