昭島市教育委員会
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双子のけが 教諭が認識 昭島虐待 児相に通報せず
東京都昭島市の小学2年生の双子の男児(いずれも8歳)に暴行したとして、母親の元交際相手で、元トレーニングジム従業員友弘修司容疑者(35)(府中市)が傷害などの容疑で逮捕された事件で、小学校の教諭が計3回、双子の体にけがや腫れを確認していたことが捜査関係者などへの取材でわかった。
昭島市教育委員会などによると、2015年11月の事件直後、小学校教諭が、次男の歯が5本折れていることに気付いたが、次男と母親は「陸上の練習で転んでけがをした」と説明したという。
翌12月には、長男の額にアザがあり、腫れていることを教諭が確認。
16年2月には長男が「手首が痛い」と訴え、養護教諭が手当てをしたが、本人や母親に理由を尋ねた記録は残っていないという。
小学校側は3回とも虐待を見抜けず、児童相談所に連絡していなかったが、市教委は「けがの程度や説明などから、虐待の可能性を見抜くのは難しかった」としている。
一方、同級生の母親も、15年12月頃、双子の長男の顔に複数のアザがあったのを見ていたという。
〔◆平成29(2017)年2月17日 読売新聞 東京朝刊〕