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ARCH(アーチ)

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2017年9月15日 (金) 19:21時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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ARCH(アーチ)

東京のホームレスもっと多い? 市民団体調査、都公表の2.3倍
東京都内の路上や公園で寝起きするホームレスの数を市民団体が調査したところ、都が公表する人数の2倍以上を確認した。
都の調査はピーク時に比べて、ホームレスが激減したとしているが、調査時間帯を昼間に限定しており、実態を反映していない可能性がある。
8月上旬の深夜、終電が終わったJR渋谷駅(東京・渋谷)に学生や会社員のボランティア約40人が3~5人ずつのグループに分かれ、夜の街を懐中電灯で照らして歩く。
路上で寝泊まりする人を見つけると、少し離れた場所から様子を観察。時間、場所、寝泊まりの状態、荷物などを記入シートに詳細に記録した。
調査したのは市民団体「ARCH」のメンバー。
新宿区や渋谷区など11区を対象に8月に実施した夜間調査では、計1307人のホームレスを確認した。
都の2016年8月の調査は同じ区域で計562人としており2.3倍の開きがあった。
ARCHの北畠拓也共同代表(27)は「都の調査は実態を反映していない」と指摘する。
都福祉保健局が年度ごとに実施している調査は23区内のホームレス数は減少傾向が続いているとしている。
ピークの1999年度の5798人に対し、2016年度は749人。
「一時保護や住宅支援、就労支援などを積み重ねた結果」(生活福祉部)という。
ただ、都の調査は昼の時間帯だけで、夜間は行っていない。
都の担当者は「昼、同じ場所にとどまっているホームレスは路上生活が長く高齢化している場合が多い。より手厚い支援が必要」として昼の調査を重視する理由を説明。
夜の調査を行わないのは「就寝したり、休んだりしているホームレスも多く、聞き取りや相談支援が難しいから」という。
英ロンドンやオーストラリア・シドニーなど海外の大都市では、夜間にも調査を実施している。
都の生活福祉部の担当者は「夜間に多くのホームレスがいるとの指摘は以前からあり、実態把握に努めたい」と話す。
日本福祉大の山田壮志郎准教授(公的扶助論)は、「夜間のホームレスの実態をはっきり示したという点で重要」とARCHの調査を評価。
「東京都は民間団体とも連携し、昼間だけでなく、夜間の調査も検討すべきだ」と話している。
〔◆平成29(2017)年9月5日 日本経済新聞 電子版〕

ホームレス 夜は2.5倍 20年五輪へ支援を提言 市民団体 都の昼調査と比較
ホームレス問題を研究している市民団体「ARCH(アーチ)」は二日、東京のJR山手線沿いを中心とした都心十一区の夜間のホームレスの人数は、都が調査している昼の人数に比べ二・五倍だったとの調査結果を公表した。
海外では五輪を機にホームレス政策が進んだ例があるとして、都も二〇二〇年大会に向け、本気で住居や仕事の提供などの支援に取り組むべきだと提言している。
東京工業大の学生らが一五年に設立したアーチは一六年から終電後に調査を続けてきた。
三月は、千四百十二人いたことが判明。
都は昼に年二回の調査をしているが、同じ十一区で昨年八月は五百六十二人だった。
都は目標として「二四年度までに全てのホームレスが地域生活へ移行」を掲げるが、アーチは「二〇年大会に向けた目標がない」と指摘。
一二年ロンドン大会では市や国、市民団体などが連携し、政策の抜本的な見直しを行ったという。
共同代表の河西奈緒さん(32)と北畠拓也さん(27)は「路上で寝ている人を皆が気にかけ、支え合おうとする優しい都市を目指したい」と話した。
〔◆平成29(2017)年5月3日 東京新聞 朝刊〕 

くらしナビ・ライフスタイル:ホームレス支援へ実態調査
東京五輪・パラリンピックを前に、路上で暮らす人たちの実態を把握し、ホームレス状態の解決を目指そうと、研究者や支援団体メンバーらがこの夏、深夜に路上生活者の人数を数えた。
東京都台東区、墨田区、渋谷区、新宿区、豊島区で、昨年同時期の都の調査の2・65倍にあたる計1135人(速報値)を確認した。
○五輪前、脱却目指し
「2016夏・夜間東京ストリートカウント」と題し市民参加型の夜間路上ホームレス人口調査を実施したのは、研究者やホームレス支援に取り組むNPOメンバー、ボランティアらでつくる「ARCH(アーチ)」。
東京工業大に事務局を置き、「路上で寝ている人がいても皆が見て見ぬふりをして素通りしていく社会ではなく、皆がその人のことを気にかけ、支え合おうとする社会」を実現しようと、調査・研究や政策提言を続けている。
これまでの五輪開催都市の中には、見栄えをよくすることを目的に、ホームレスの人々を路上から排除したり、五輪期間中に路上生活者をシェルターに隔離したりする「追い出し政策」を実行するケースがあった。
一方、2012年のロンドン五輪の際には、「12年までにラフスリーピング(野宿)を終わらせる」という目標を4年前に打ちだし、英国政府やロンドン市、民間の支援団体が一体となって行動。
官民が共通のオンラインデータベースを使うことで野宿者1人ずつの情報を共有し、それぞれの生活実態に即した形で路上生活からの脱却支援を効果的に進めた。
○都の結果と差異
東京五輪まで残り4年。東京都は長期ビジョンで「24年度までに全てのホームレスを地域生活に移行する」と目標を掲げている。
都は夏と冬の年2回、「ホームレスの実態に関する概数調査」を実施し、日中に公園、道路、河川、駅などで路上生活者を目視で数えている。
しかし、昼間は仕事をしていたり、人目を避けて図書館やコンビニエンスストアで過ごしたりする人も多い。
支援の現場では、都の概数調査の結果は実際の人数とはかけ離れていると指摘されていた。
このためARCHは、ある日の終電後に支援団体や市民ボランティアとともに路上生活者をカウントして実数を把握することを企画した。
今年1月に渋谷区、新宿区、豊島区で1回目のカウントを実施したところ、都調査の239人に対し、2・8倍の671人が確認された。
2回目の今回は範囲を拡大し、8月3日未明に墨田区と台東区で、翌4日未明に豊島区、新宿区、渋谷区で、前回より60人多いボランティア計171人が参加した。
○夜間の様子把握を
記者はJR南千住駅前を3日午前1時に出発し、徒歩で隅田川沿いと隅田公園を約2時間半歩きながら、5人チームでカウントした。
路上で寝ている人や段ボール、大きな荷物を持って寝場所を探して歩いている人を見かけたら、性別や地点、時刻、服装、特徴、野宿の状態、常設か仮設かを記録する。
この日は雨が降っており、多くの人が橋のたもとやアーケードの下で雨露をしのいでいた。段ボールを敷いたり、囲いを作ったりして、すすけた服で体を丸めるように寝ている人が大半だった。
住む家がない「ホームレス状態」と、「路上生活者」とは厳密には異なる。
ホームレス状態には、ネットカフェや終夜営業の喫茶店で夜を明かし、昼間に路上に出てくる人々も含まれる。
日中に姿が見える人だけを数えて支援策を立案するのでは、「全てのホームレスを地域生活に移行する」ことは困難だ。
ARCHの河西奈緒共同代表は「五輪開催という機会に、路上で生活している人を地域で見守る社会を目指したい」と話しており、今後も定期的に調査を続ける方針という。
〔◆平成28(2016)年8月30日 毎日新聞 東京朝刊〕

  

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