原発の安全性が問われている
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原発の安全性が問われている
先月16日、新潟県中越沖地震という甚大な被害をもたらした大きな地震が起こりました。
だいぶ時間がたって原子力発電所からの放射能漏れが明らかになり、原子力発電所の安全性や危機管理が問われています。
実は、私はちょうど10年前の夏、電力会社の企画で浜岡原子力発電所へのバス見学会に参加しています。
説明を詳しく聞いていましたが、安全であるということばかりを聞かされました。
放射能は目には見えませんが、人に与える甚大な影響については、20年余り前に起きたロシアのチェルノブイリ事故を思い出せばよく分かると思います。
数年、数十年たってからでも、がんなどのさまざまな病気が発症する放射能災害になることが・・・・・。
浜岡原発の見学会でも地震について説明がありましたが、「過去の地震歴を調べ『活断層』の有無の把握、敷地選び、地震に耐えうる設計」をするから「安全」と、「安全」を繰り返す説明を受けました。
しかし、実際に今回の地震では放射能が漏れてしまいました。
もし、もっと大きな地震であったらと考えると、空恐ろしくなります。
放射能を甘く見ないで、早急に万全な対応をしてほしいと思います。
〔『公明新聞』2007年8月21日 32歳 家事手伝い〕