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兵庫県立西宮香風高等学校 定時制課程

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兵庫県立西宮香風高等学校 定時制課程

所在地 兵庫県西宮市
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周囲に励まされ…発達障害の48歳男性、学び直し 定時制高校を29日に卒業
「障害のあるなしに関わらず、失敗や恥を恐れず挑戦することが大事だと学んだ」と高校生活を振り返る宮崎隆さん=兵庫県西宮市の県立西宮香風高校で2020年1月30日午後5時25分、川畑さおり撮影
41歳で発達障害の一種、自閉症スペクトラム障害と診断された兵庫県西宮市の宮崎隆さん(48)が、学び直そうと4年前に入学した定時制の兵庫県立西宮香風高校(同市)を29日に卒業する。
高校中退後、30回以上転職を繰り返し、長年生きづらさに悩んだ宮崎さんは「失敗や恥を恐れず取り組むことが大事だと学んだ」と新たな夢に向かって2度目の学び舎(や)を後にする。【川畑さおり】
宮崎さんは両親の離婚などで小学校を4回転校。中学1年から不登校になり、不良仲間と夜遊びする日々を送った。
喫煙や他校の生徒とのけんかで警察ざたになるなど生活は荒れた。
卒業後、定時制高校に入学したが、生徒とけんかをして1カ月もせず退学。
ガソリンスタンドや食品の箱詰め作業のアルバイトなど職を転々とした。
わずか1日で辞めたこともある。
正社員として雇われたこともあったが、いずれも朝寝坊して休んだことをきっかけに、職場に行けなくなった。
仕事で期日を守れない、他の人と足並みをそろえられない、同じ失敗を繰り返す――。
時間管理や生活のリズムを作るのが苦手だと自覚したのは24歳ごろ。
真剣に取り組んでも自身を変えられず、死にたいと思ったことも。
30代は不眠や過呼吸に苦しみ、うつ状態と診断された。
40歳の時、宮崎さんとよく似た体験を持つ同級生が発達障害と診断されたことを偶然知り、ひょうご発達障害者支援センターに相談。
紹介された病院で診断を受け、その後別の病院で、強いこだわりや予想外のことが起きるとパニックになるなどの特性がある自閉症スペクトラム障害と診断された。
「ショックだったが、長年感じていた生きづらさがわかった」
学校にほとんど通わず、学べなかった分を取り戻そうと2016年に香風高校に入学。
就労支援事業所などに通いながら、20年以上年下の同級生たちと机を並べた。
4年間で入学前はほとんど書けなかった漢字も、簡単なものは書けるようになった。
2度目の高校生活の間に人生の伴侶も得た。
ランニング仲間を通して約35年ぶりに再会した小学校の同級生で歯科衛生士の洋子さん(48)と19年に結婚。
交際前に発達障害のことを打ち明けると、洋子さんは「力になりたい」と受け入れてくれた。
19年10月、兵庫県内の定時制・通信制高校の生徒による「生活体験発表大会」に出場し、これまでの半生や自身の発達障害について初めて公の場で語った。
「いつまでも隠し続けるのが苦しかった。受容できるまで数年かかったが、自分を知ってもらいたかった」
妻の経済的負担を軽くしようと、今は就職活動中だ。
働きながら専門学校に進学し、精神保健福祉士になるという新たな目標ができた宮崎さん。
「自分には苦手なことが多いが、周囲の人に励まされた。弱っている人に勇気を与え、支えになるような社会であってほしい。
自分も支援する側になれたら」と誓った。
〔2020年2/28(金) 毎日新聞〕

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