Center:2006年3月ー「生産財」化の見込みあり
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「生産戝」化の見込みあり
―ホームページ制作を続行しています―
〔『ひきコミ』第31号=2006年4月号に掲載〕
【Ⅰ】ホームページ制作の進行状況
「多チャンネル」における(有料)リンクは約70件になりました。
「多チャンネル」の分類のうち、事実上空白であった「就業支援・仕事おこし」「相談室」「宿泊施設」が埋まりました。
「定時制高校」は約500校のうち約7割程度の準備(文書入力)が進んでいます。
一応完成しているなかで、補充データを集めているのが、「フリースクール系(サポート校・高卒認定校等)」「通信制高校」です。
事実上"空白"のままになっているのが、「親・家族の会」「フリースペース・当事者の会・自助グループ」「児童福祉団体」です。
「ボランティアセンター等」も関東周辺以外は空白です。
新規のウェブページの進行状況は次のとおりです。
「新聞記事」は1か所から注文が入りました。
これに協力団体のを加えれば、初期の形ができそうです。
「支援団体活動記録」も2か所から注文が入りました。
これで初期の形ができます。
「掲示板」は、2月後半から始動しています。
書き込みも少々入りました。
「不登校情報センター名古屋支部」はデータ―がそろっていますが、まだ担当者が決まっていません。
「引きこもり生活事典」は、過去の『ひきコミ』に掲載されたデータがあり、これは文書入力済みです。
担当者がいません。
「太田勝己作品展」を受けつぐウェブページ(仮称は芸術学部創作科)は、担当のNくんが苦闘中です。
"アキバ"アンケートを素材とするウェブページ(仮称は秋葉原凡脳遊園)も担当のKさんがもて余しながら、追いかけているはずです。
「会員の個人ページ」も少しずつふえて、人数は充実しています("固定"ページがあるものもやむを得ないか?)。
参加者募集中!
新しいウェブページの企画 「学校・支援団体案内書コーナー」にあるリストを大幅に改装し、案内書の表紙を並べ、ビジュアルなものにします。
「通信制高校」は一通りできていますが、その補充データを加えるをともに、「通信制高校と連携機関」(仮称)という名称に変えて、サポート校や技能連携校、学習センター等の情報も入れていきます。
専門特化した"ポータルサイド" その他にも企画はできているけれども未着手のものもかなりあります。
「Q&A」「調査発表ライブラリー」などはそうです。
これらがそれぞれそろい、各ウェブページが充実すれば、不登校・引きこもりに関係する"専門特化したポータルサイト"化するかもしれません。
【Ⅱ】ホームページ制作の技術教室
新しいウェブページの企画はかなり出そろっています。
そのウェブページの内容になる材料も少しずつ集っています。
しかし、それを実際に作業分担する人が十分ではありません。
(1)その技術をある程度もっている人に参加をよびかける。
(2)ホームページ制作の"初歩的"な技術教室を開く。
この2つが対策になります。
近所に住む佐久間佳子さんの協力により「ホームページ制作を一緒に学ぶつもりで」この技術教室を始めることにしました。
第1回を4月15日(土)の午後に行ないます。1人でも始めます。
この後のことは、佐久間さんの都合と参加者の要望に基づいて進めていきます。
【Ⅲ】独自の手引書や基準づくり
(1)ホームページ制作の手引書
ホームページ制作に関する1つの「ガイドライン」(別掲)が出来ましたので、活用して下さい。
また「本」ウェブページ(ブック・リファレンス・ルーム)制作のための手引書もできています。
手引書(マニュアル)は、それぞれのウェブページを制作する人の頭の中ではだいたい思い浮かんでいることに基づいています。
それを一度目に見える形・個条書きにし、それを分類し、構成していくとできていくものです。
各ウェブページで思いつくことを手引書にしてみてはどうでしょうか。
それはテキストであり、遺産です。
(2)作業量の支払い基準
もう1つの基準づくりも明確になってきました。
作業量の算出基準です。これを時間にそろえます。
"時間と作業内容"を記録する作業報告書にしますので、内容は従来とはあまり変わりませんが、整理し、すっきりさせます。
【Ⅳ】広告と収入源
(1)トップページに「スポンサー広告」が入りました。トップページには4~5本の「スポンサー広告」を見込んでいます。
また各「ウェブページ」にも可能なところに「スポンサー広告」(またはバナー広告)の取り組みをします。
(2)これまでは広告代理店(A8)によるバナー広告(これは不登校情報センターの収入になる)が入っていました。
また、他のウェブサイトを借用することによるそのサイトへのバナー広告(これは不登校情報センターの収入にならない)がありました。
この広告代理店の活用、他のウェブサイトの借用も、ある程度の利益や利便性がありますから、今後も状況によっては進めていっていいと思います。
(3)ホームページが「収入を生み出す」生産戝になるには、この広告収入、各「ウェブページ」での可能な収入(リンク、登録料、掲載料、企画参加料)、Amazonへのアフィリエイト、「あゆみ書店」での売上金です。
企画とそれを実施する形をつくることで収入源を増やすことにより、生産戝として育てることが出来る、その見通しがこの半年間の取り組みでようやくはっきりしてきたように思います。