市川町生涯学習課

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「カンパニュラの夢」本年度住民研修DVDの紹介
「カンパニュラ」とは花の名前です。私たち日本人にとっても古くから身近な花です。
「風鈴草」や「ツリガネソウ」として長く愛され、親しまれてきました。
花言葉は、「感謝・誠実な愛・共感・節操・思いを告げる」などです。
作品の中では喫茶店の名前として登場します。
作品のテーマは、「超高齢化社会とひきこもり(8050問題)」です。
近年、主に「80代」の高齢の親が「50代」のひきこもりの子を支える家庭が増えている現実があります。
いわゆる「8050問題」とは、こうした家庭が将来への展望を見いだせないなかで、地域社会とのつながりを失い、孤立しがちになることです。
超高齢化社会における新たな社会問題といえます。
この問題の背景には、親の介護、離職(リストラ)、経済的困窮、人間関係など、複雑な要因があります。
そのため、親子がなかなかSOSの声を上げることができず、地域社会の中で孤立してしまうのです。
高齢化社会の中、この問題はどこの家庭でも起こりうる問題です。
地域社会の中で、私たちがこの問題を共有し偏見をなくしていくことで、共生社会の実現をめざす人権啓発映画です。
問合せ：生涯学習課　人権教育啓発係
【電話】26-0001
〔広報いちかわ 2021年5月号〕