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不登校情報センターのサイト制作の経過と現在

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2022年8月10日 (水) 22:20時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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〔資料〕不登校情報センターのサイト制作の経過と現在

不登校情報センターのホームページ(ウェブサイト)は1998年に立ち上げました。
パソコンを習いたい数人を紹介したことによりそこの関係者から1台のパソコンの寄贈を受けました。
そのパソコンを使い不登校情報センターに関心を持つCくんに頼んで不登校情報センターの出版物を紹介するサイトの制作を頼みました。
それがサイト制作のスタートです。
1998年というやや早い時期に立ち上げたことは有利に働いたと思います。
そのあとHくん、Mくん、Tくんが意見交流型のページを加えました。
3人は前のサイトを引き継ぐ形ではなく、そのつど自分に関心のあるテーマを書き込んでいきました。
Mくんのころ投稿が荒れて炎上したこともあります。
この制作の不ぞろいのため当時の不登校情報センターのサイトは、活動内容を表現するよりも、各人の関心を表わす内容が主になりました。
こういう数年間の後、2003年に協力関係にあった団体から不登校問題を中心とする情報提供型のサイトにするように要望されました。
不登校情報センターは学校・親の会・相談室などを出版物で紹介する活動をしていました。
出版物はすでに数種類発行しています。それらの情報を出版物からサイトの切り替える時期に差し掛かっていたとも言えます。
2004年の春先から情報提供型のサイト制作のため、私は紙上に構想を描き、サイト制作できる数人によびかけ、公式サイト制作が始まりました。
この中心はIくんとRくんの2人です。Htmlシステムであり、サーバーはNiftyにしました。
制作開始からその約1年後、2004年11月21日に一通りの完成をみたのです。
不登校情報センターは数点の情報提供出版物を発行していました。
公式サイト制作の当初は、それまでの出版物のなかからフリースクール、親の会、相談室など不登校に関するものが中心です。
その後ひきこもり(2005年に厚労省がひきこもりに関する提案?を公表)、発達障害(2005年に発達障害支援法が成立)という社会の関心や動きを反映した内容が徐々に多くなりました。
2005年秋には『不登校・引きこもり・ニート支援団体ガイド(最新版)』(子どもの未来社)を発行しました。
その内容を公式サイトに反映できるようにしました。
ひきこもりに関する家族会、居場所・自助グループ、行政の動きとして保健所、精神保健福祉センターなどが加わりました。
ひきこもりに関する団体情報が増えていったわけです。
こういうサイト制作が進んだ時点で「読売愛と光の事業団」から、読売プレデンシャル福祉文化賞(奨励賞)に選ばれました(2006年11月)。
読売プレデンシャル福祉文化賞(奨励賞)
サイト制作には7~8人が関わり、ほぼ毎日3~4人が制作に関与していました。
私が追加・更新する部分を指示して、居場所に集まる人の作業になったのです。
情報提供の出版物からの転載に加えてサイトに掲載するための情報集めも増えていきました。
その基本は、それぞれの団体・機関から直接に情報を集めることです。
団体・機関に情報提供用のアンケートを作成し、それに回答してもらう形です。
出版物発行の情報集めの方法とほぼ同じですが、相手先の種類によりアンケート内容を考えなくてはなりません。
不登校情報センターの活動拠点は、2004年8月までは、第一高等学院の旧校舎でしたが、同月に近くのマンションに移動しました。
直接の理由は、第一高等学院側の建物利用の都合によるものです。
2004年3月以降徐々に通所者が減少していたのも、それを可能にした条件の1つです。
この通所者減少の理由は全国的なもので、私はその時点で“NHKのひきこもりキャンペーン”の終了が関係していると判断しています。
新小岩第二期の特色は(マンション移転後を新小岩第二期と表わします)、サイト制作メンバーがかなり固定化したこと、居場所に集まるメンバーが固定したこと(サイト制作と一部は重なる)、そういうなかでサイト制作に新たな部分が加わりました。
2009年5月に私自身もブログ(名称は「片隅にいる私たちの創造展」)を書き始めました。
慣れるにしたがい、イベント情報を集め発表するブログ、サイト制作の進捗状況を伝えるブログも独自に作りました。
サイト中心のHtmlの部分ではなくブログの部分ではありましたが、私自身がサイト制作に直接に参加する状態になったのです。
私のブログ記述が続くのを確認できたころRくんがサイトをHtmlシステムからWikiシステムに変えるように提案してきました
(Wikiシステムなら私もサイト制作に参加できる)。
2010年10月にそれを決め、サーバーをNiftyからさくらインターネットに変えました。
移転作業はそれなりに大作業でしたが、当時は参加メンバーも多く、使えるパソコンも6台ぐらい(いずれも中古のもらい物)あったので、順調に進みました。
私もここで、ブログ以外のサイト制作に関わることになったのです。
Wikiシステムによる公式サイトは「WIKI不登校」の表紙も併せ持ち、2011年1月から正式にスタートです。
現在のサイトの表は「WIKI不登校」になっています。
自分で情報収集とそれがサイト制作に直結するようになると、企画も考えやすくなったと思います。
発達障害、LGBTのようにひきこもりにつながる関係団体・機関も増えましたが、ひきこもりに関する部分はさらに多くなり、中心を占めるようにもなりました。
2016年の後半からネット上にある新聞雑誌からの記事をサイトに利用しようと試みました。
しかし、ほとんど了解を得られません。同時期には自治体広報紙の記事を転載する作業も始めました。
今日では相当数になり、この部分がサイトの重要な構成内容に成長しています。
ところで2013年7月末に新小岩第二期が終わり、江戸川区平井に移りました。主な理由は家賃負担と全体としての収入減です。
2005年にNPO法人にしていましたが、そのころには会員メンバーが減少しています。
NPO法人は2016年に正式に解散しました。
平井時期は現在も続いていますが、居場所も親の会もありません。
こうなったのは2020年以降のコロナ禍が直接の原因ではなく、それ以前に事態はすでに変わっていたのです。
ただコロナ禍において当事者の通所も私の訪問活動も激減しまし、情報集めとサイト制作は主な活動とも言えます。
最近のブログを除くサイトの現状は表にある通りです。
アクセスの累計はHtmlサイトのトップで2022年7月28日時点で696500回に対して、後発の「WIKI不登校」メインページのアクセスは115万回です。
「WIKI不登校」ページビューの累計は5143万回に達し、ページビューは1日平均2.3万回ほど続いています(2022年7月現在)。
サイト制作を経費面で見ます。収入は学校・カウンセリングルームのHPへのバナーによるリンク料金(約130ヵ所)、Googleアドセンス、Amazon商品紹介リンクという、いずれも広告収入です。支出はパソコンとコピー・FAX・スキャナー複合機のリース料、サーバーとプロバイダー経費です。
他に作業費が少しかかります。総合すればサイト運営による収益はほとんどありません。
制作上の課題はいろいろあります。
企画を積み重ねて構造が複雑になっていること(わかりにくくてラビリンスとやゆされます)、多くの人が関わり各ページに個人差が生まれていることが技術面の改善を要する事項です。
社会の動きを見ながら内容面も常に考え直していくスタンスが必要です。


ページに関する統計(2022年8月3日)
記事数 12,315
総ページ数(トークページやリダイレクトなどを含んだこのウィキ内のすべてのページです。)21,041
アップロードされたファイル数 671
編集に関する統計 不登校ウィキ・WikiFutoko|不登校情報センターが開設されてからの編集回数の総計 331,976
1ページあたりの編集回数 15.78

●利用者(サイト制作者)に関する統計
利用者 15
活動中の利用者 (過去30日間に何らかの操作を行った利用者)3
管理者 (該当者一覧)3
fjc-workgroup (該当者一覧)12

●閲覧に関する統計 総閲覧回数(存在しないページと特別ページに対する閲覧は含まれていません)51,857,748
閲覧回数に対する編集回数の割合 156.21
最も閲覧されているページ
メインページ 1,158,656
カテゴリ:東京都(地域) 218,755
学校案内書一覧 191,698
カテゴリ:全寮制高校・寄宿舎のある学校 137,733
カテゴリ:体験者・当事者に関するページ 135,706
カテゴリ:不登校情報センター 128,965
カテゴリ:学校・教育団体 128,455
カテゴリ:不登校のニュース 121,505
広告を掲載しているページ 102,081
カテゴリ:大阪府(地域) 92,022

私は8月5日に77歳になりここらあたりが潮どきです。
遺産になった不登校情報センターのサイトは社会性・公益性も高いと思います。
これを改善しながら継続するために、継承者を募集します。 
2022年7月31日

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