40代女性からの相談が多いので詳しく聞くつもり
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40代女性からの相談が多いので詳しく聞くつもり
ふと振り返って思うと40代ぐらいの女性からの連絡、相談が多いと思います。何らかの不安、特に対人関係における不安や恐怖感、それを何とかしたいと思い解消策としての「場さがし」です。
「死にたい願望」の人も混ざっています。推測ですが不眠傾向、過食傾向、うつ傾向という心身の状況も出ていると思います。お医者さんに行くとその現われた部分を解消するために薬を処方されることが多くて、背景にある部分に目を向けられません。私がよく聞くのはその不全感です。
発達障害が関係しているのかもしれません。学習障害、自閉症スペクトラム、注意欠陥・多動性障害などが発達障害とされています。しかし、それでうまく説明できない人も思い浮かびます(私の理解不足・経験不足もあります)。
「発達障害と似た心身状況になる」としていじめや虐待を受けた人たちの後遺症が伝えられています。杉山登志郎さんなどは虐待を受けた後遺症状を第4の発達障害と呼んでいます。
これらを念頭に(基本的に私が関わってきた人の多くは“ひきこもり”ですから)特に子ども時代の体験を詳しく聞いていこうと考えているところです。“虐待”の様子が暴力ではなく、「無意識の、善意の、執拗な、愛の嵐のなかで」進んできたのかもしれません。
この下書きを書いている途中に、まさに40代の女性の一人から電話がありました。まずは彼女が第一候補になるかもしれません。
心当たりのある方は時間を決めて、詳しく話しに来てください。
〔2018年3月11日〕