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北海道知内高等学校

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北海道知内高等学校

種類・内容
所在地 〒北海道知内町
連絡先

令和6年度知内町教育行政執行方針
4.選ばれる町立高校を目指して
知内高校においては、「協力する力・考え抜く力・行動する力」に代表される「知高生に身に付けさせたい9つの資質・能力」の定着を目指し、学習や学校行事・生徒会活動・部活動等を通じて、生徒の多様な力を育成するための教育活動の充実に取り組んでまいります。
地域創生学習については、町内企業と連動した職業体験やソクラテスミーティング、SDGs学習や防災学習を通じ、生徒自らが魅力ある高校づくり・町づくりに参画する取り組みを推進してまいります。
また、引き続きICT教育環境を整備し、生徒の情報活用能力を高め、ICTを活用できる人材の育成を継続するとともに、病気や不登校などの事情を抱える生徒の学習保障への活用を進めてまいります。
海外見学旅行及び海外短期留学支援事業については、生徒の国際理解を深めることで視野を広げ、進路を拓くとともに地域創生に繋げることのできる特色ある教育機会であることから、一層の教育的効果を目指した取り組みとなるよう実施内容を改善してまいります。
校舎の長寿命化改修については、公共施設長寿命化計画に基づき、昨年度から順次改修工事を進めており、引き続き教育環境の整備を図ってまいります。
また、改修工事に伴い、新たに暖房熱源として採用される木質バイオマスエネルギーを見える環境教育の教材として、町が取り組むエネルギー政策と連携しながら、環境・エネルギー教育の充実を図ってまいります。
今後も生徒が生き生きと学ぶ町立高校ならではの魅力を、全国及び町内外に発信し、保護者や地域の期待に応える信頼される学校、「選ばれる町立高校」を目指し、積極的な生徒募集を展開してまいります。
5.生涯にわたって学び、高め合う社会教育の推進
町民一人ひとりが豊かな人生を送ることができるよう、生活の潤いに必要な生涯学習活動として、互いに学び、高め合う、地域に開かれた社会教育を推進してまいります。
今年度は、猛暑対策として中央公民館にエアコンを設置し、来館者が快適に利用できる環境を整えるとともに、講堂の音響対策として音の反響を抑える吸音カーテンを設置し、音質改善の工夫を図ります。
また、「知内町地域学校協働本部」では、地域の人材が講師となり、昨年度は延べ11名の地域の方が学校・園などで活躍していただきました。
今年度は更に派遣講師の発掘に取り組み、充実した内容となるよう活動を推進してまいります。
幼児家庭教育については、絵本を通じた家庭における親子の触れ合いの場を創出する「ブックスタート事業」や幼児の体験活動、家庭教育の学びの場として「のびのび教室」を継続してまいります。
青少年教育については、地域社会の中に子どもたちの安全な居場所をつくり、各種体験・交流活動を展開する「放課後子供教室」を継続開催してまいります。
また、「クリスマスツリー点灯式」についても音や映像演出も取り入れながら、子どもたちに夢を与える活動として開催してまいります。
成人教育については、趣味や生きがいにつなげるための「公民館講座」「町民自主企画講座」を企画・開催してまいります。
また、中高生から高齢者まで幅広い層の住民が地域の問題・課題について学習・意見交換する場としての「まちづくりカフェ」を開催してまいります。
高齢者教育については、健康で明るく、楽しみや生きがいを持って人生を送っていただくための「知内みらい大学」において、健康づくりや知識向上心を育む学習会、修学旅行等の親睦活動を実施してまいります。
また、高齢者の有する豊かな知識・経験を発揮できる場となる「世代間交流事業」も開催してまいります。
図書活動については、インターネット上で利用できる図書管理システムの導入により、利用者の利便性向上と利用者数増に向けた取り組みを進めてまいります。
また、親しみやすい中央公民館図書室を目指し、「図書館ボランティア」によるハロウィンの「かぼちゃランタンづくり」や四季の展示・装飾による雰囲気づくりに取り組むとともに、図書室イベントや介護施設等での「移動図書館」の開催により、読書習慣の定着化と図書の貸し出し増加に繋げてまいります。
芸術・文化の振興については、芸術・文化に対する意識の高揚と活動の推進が図られるよう「芸術鑑賞事業」や「展示会」を開催してまいります。
また、町ゆかりの画家、鈴木秀明氏の作品展の開催や「町民文化祭」の開催により、子どもや若者層にも関心をもっていただける工夫を取り込みながら多くの町民が訪れ、参加できるよう検討を進めてまいります。
郷土資料館については、郷土資料の収集・保管、調査研究・展示等の基本的役割を果たし、その意義・価値について継承、発信し、地域と人をつなぐ拠点を目指した活動を推進してまいります。
また、多くの町民の方に見てもらえるよう展示を工夫し、魅力ある「企画展・特別展」や文化・歴史学を中心とした「知内学のすすめ」・「ふるさと講座」等の開催を計画するとともに、郷土学習活動については、地域の自然や文化等について学ぶ「ミュージアム・パル」を開催し、子ども達へ世代間の知恵の伝承に繋げてまいります。
また、郷土資料館の施設老朽化に関しては、これからの郷土資料館のあり方について、町民の皆様からの意見をいただきながら方向性を検討してまいります。
〔広報しりうち 2024年4月号〕

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