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居場所の今後に必要なことは(質問2)

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2025年10月21日 (火) 14:54時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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居場所の今後に必要なことは(質問2)

居場所に関する質問は3つあります。
「居場所はどんな形であるといいか」、「居場所は(コロナ禍以降)どんな形を変えてきているのか」、「私個人にとってのいい居場所とは」という質問を受け取りました。
この3つは質問者が直面する居場所の運営や方向性を考えようとすることに関連していると思います。
この質問は私自身の問いでもありますが、私的にはこの3つに加えて、「40代から50代の年齢に達したひきこもり経験者にとって居場所とはどんなものになるのか」の問いを加えたいものです。
私は親の会が衰退した状態のなかで、それを漂流していると考えましたが、求める形の居場所もこのような漂流と考えることもできます。
要するにあらゆる形態を容認しているわけで、逆に言うと全く答えていないのと同じになってしまいます。
質問に答えるとすれば、個別的具体的な要素を入れた内容で答えるのが責任あるものだと思います。
そして現在の私にはこれが実に難しい局面にあると告白しなくてはなりません。

1つ言えることは、行政との関わりを何らかの形でもつことです。それは行政側の指示的方向に沿う形ではありません。
関心はもってもらうけれども介入しない干渉しない形でのかかわりです。
どういう形になるのかを鮮明にするのは難しいのです。
行政とは何らかの関わりをもっておき、「将来のそのときに備える」気持ちが必要ということにしましょう。
次に言えることは、ひきこもり経験者の高齢化が進むなかで将来の心配が少しずつ明らかになっています。
精神的不安定のなかで、家族との関係が難しくなる中での、孤独・独立状態におかれる姿が見えてきます。
それに備えての社会福祉的な制度づくりに、自らの状態に基づく要望を考え、ある程度まとめて、提出する、社会に問える取り組みが欠かせないと思います。
これも抽象的ですが、個人的意見として数項目を出してみました。私はこれを結論的な提案とするつもりはありません。
今はまだ私の心の内にとめておきます。居場所ではそういうことについても話せる時間があればよい、と思うのです。
①行政と関わりを持つこと、②将来の困難が透けて見える状態の中でそれへの社会福祉的対応を訴えられるようになること——この2つが頭の中に浮かぶことです。
しかし、具体性を欠くことは否めません。これが現状です。
そしてこういう、地味で真面目な、学習会的な居場所は、居場所としては必ずしも魅力的ではありません。
そのような要素も含まれるけれども、普通は会っていると嬉しくなる、という形でないと会う意欲がわいてきません。
食事会とか身近な状況、ときには困難なことなどを聞いてもらえる場にするなかで、得られるものであろうと思います。
そしてこれをこれからの居場所に何が必要なのかの直接的な結論にしていいと思うのです。

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