Interview:我慢強いといわれること
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
我慢強いといわれること
これだけは誰にも負けないと自信を持って言える事はありますか。
あるとしたらどういうことか教えてください。
〔2012-05〕
「誰にも負けない」という冠詞、形容詞は私には不要です。
誰かには負けるかもしれませんが、「我慢づよい」のではないかと思います。
じつは我慢をしている感覚が乏しいのです。
他の人であれば、我慢をする感覚になるのに、私の我慢づよいというのは我慢する感覚がないから続けられるのです。
角度を変えていうと、事態を受けとめる感覚が鈍感であるともいえます。
そうであるから我慢をする感覚にならず、事態を容認し事を続けられるのです。
そのことに気づいたのは「我慢つよい」とか「よく続けられる」「よくやってられるな」など言われた後のことです。
それまでは自分では我慢づよいとは感じていなかったのです。
私自身は、かつては常に何かをしていないとダメな人間で勤勉を自認していました。
いつのまにか忍耐力がある、我慢つよいとはこういうことかと理解するようになりました。

