カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


あつぎえんぴつの会

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(あつぎえんぴつの会)
1行: 1行:
 
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:ひきこもり周辺ニュース|ひきこもり周辺ニュース]] > [[:Category:夜間中学校のニュース|夜間中学校のニュース]] > {{PAGENAME}} }}
 
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:ひきこもり周辺ニュース|ひきこもり周辺ニュース]] > [[:Category:夜間中学校のニュース|夜間中学校のニュース]] > {{PAGENAME}} }}
 
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:都道府県(地域)|都道府県]] > [[:Category:神奈川県(地域)|神奈川県]] > [[:Category:厚木市(神奈川県)|厚木市]] > {{PAGENAME}} }}
 
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:都道府県(地域)|都道府県]] > [[:Category:神奈川県(地域)|神奈川県]] > [[:Category:厚木市(神奈川県)|厚木市]] > {{PAGENAME}} }}
 +
  
 
==あつぎえんぴつの会==
 
==あつぎえんぴつの会==

2020年9月27日 (日) 21:37時点における版

Icon-path.jpg メインページ > 都道府県 > 神奈川県 > 厚木市 > あつぎえんぴつの会


あつぎえんぴつの会

夜間中学の新設目指す 県教委が初のニーズ調査 夜間中学のアンケート用紙
県教育委員会は公立夜間中学校の新規設置に向けたニーズ調査に初めて着手した。
既に開設している横浜、川崎の両政令市を除く、県内31市町村の公共施設などにアンケートを25日に配架、1カ月の実施期間に郵便やファクスなどで回収する。
義務教育未修了者の学び直しや日本語習得を志す外国人、現在不登校の生徒の受け入れなど多様なニーズを把握し、地元の市町村に設置を促す。
夜間中学は、戦後の混乱期に義務教育を十分に受けられなかった高齢者、不登校のまま過ごした形式卒業者、高校進学や就職のために卒業資格を必要とする外国籍の若者らの学びの場として、その役割が求められている。
昨年12月に成立した教育機会確保法により、都道府県に1校以上の設置が目標として示された。
県教委は5月、市町村教委に呼び掛けて協議会をつくり、新規開設場所や運営法の検討を進めている。
今回のニーズ調査はその一環。アンケート用紙には個人名の記入を求めず、年齢や居住市町村、希望する学習内容を書くだけ。
配架場所は市役所、公民館、図書館、フリースクールなどの支援施設など。
また、各地で入学者が増加している外国籍の若者向けには、かながわ国際交流財団が運営する関連メールサービスを通じて中国語、スペイン語など6言語で調査内容を掲載して同様に回答を受け付けるという。
県子ども教育支援課は「協議会に参加する16市町でも夜間中学に対する関心度にばらつきが見られる。
ニーズ調査の結果により、入学希望者が多い地域が明らかになってくれば、検討作業が今後具体化するだろう」と説明している。
県内にある公立夜間中学は横浜市立蒔田中(南区)、川崎市立西中原中(中原区)の2校。
今年5月現在、蒔田は3学級22人、西中原は3学級24人がそれぞれ通学しているが、受け入れは地元市在住・在勤者に限られている。
協議会の検討作業では横浜・川崎以外、県内では3カ所目の夜間中学の新設を当面目指している。
厚木市内の自主夜間中学「あつぎえんぴつの会」でスタッフを務める前文部科学事務次官の前川喜平さんは「アンケートを配っただけでは、潜在的な入学希望者のニーズまで把握するのは難しい。窓口の職員が書類に字を書けない人に声を掛けたり、引きこもりの若者にはネットで告知したり、工夫が必要だ」と話している。
〔2017/12/27(水) 神奈川新聞〕

学ぶ幸せ知る喜び
「知りたい、分かりたい、学びたい―」。学びは、人生をより豊かにし、日常に彩りを与えてくれます。
今回の特集では、年を重ねても、社会に出ていても、学ぶことを追い求める人、その熱意を支える人を紹介します。
あつぎえんぴつの会
「この漢字は何と読みますか」「どちらの数字が大きいと思いますか」。
あつぎ市民交流プラザの一室で、漢字の書き取りや分数、図形、英語など、さまざまな授業が展開されています。
教材に真剣なまなざしを注ぐのは「あつぎえんぴつの会」の皆さん。
戦争や病気、家庭環境などの事情で小中学校の勉強ができなかった方に学び直しの場を提供しようと、ボランティアスタッフが月2回運営する自主夜間中学です。
学べなかった悔しさ
一人目の生徒となったのは、渡部(わたべ)フサ子さん(82・森の里)です。
渡部さんは富山県で暮らしていた小学6年生の8月、太平洋戦争で大きな空襲に遭い、家と学校を失いました。
その後すぐに父親も亡くし、小学校を卒業できないまま、生活のために働く毎日となりました。
結婚し、仕事と子育ての両立に多忙な毎日を送りながらも、勉強したいという気持ちを捨て切れなかった渡部さん。
「子どものテストを見ても、教えてあげられないのがつらかった。ちゃんと基礎から学び直したかった」と当時の悔しさを振り返ります。
これまで都内などいくつもの夜間中学を見学してきましたが、入学条件や距離が壁となり、通学には至りませんでした。
転機が訪れたのは、平成25年11月。
渡部さんの熱意を知った横浜の自主夜間中学のスタッフが厚木まで通ってくれることになり、「あつぎえんぴつの会」が誕生しました。
漢字の書き取りや計算から始まり、現在はローマ字の読み書きに励む渡部さん。
「心の隙間が満たされていくよう」と念願の「学び舎(や)」を得た喜びを表現します。
昨年10月、知名度を上げようと、会で夜間中学を題材にした映画上映会を開催したところ、生徒は一気に7人に増員しました。
「手紙を書きたいのに漢字が分からない」「孫に聞かれた算数の問題が解けなかった」「ローマ字表記の駅名を読めるようになりたい」など、心を同じくする仲間が市内外から集まり、共に学ぶ喜びを味わっています。
教える醍醐味(だいごみ)も
現在、会の代表を務める岩井富喜子さん(65・下古沢)は、市内の小学校で38年間特別支援学級を担当してきた元教員です。
26年2月から会の運営に携わり、渡部さんたちの学習を支えています。
「授業はほとんど休まず、家での自習にも一生懸命。分からなくても生活はしていけるのに、感心するばかり」と話す岩井さん。
授業では、参考書を使う人もいれば、新聞を書き写す人もいるなど、一人一人に合った方法で勉強ができるよう工夫しています。
「どう教えれば分かってもらえるか、教師の初心に返ることができて常に新鮮」と教える醍醐味を感じています。
スタッフには大学生も加わり、勉強を教える一方で生徒から社会や人生について豊富な経験を聞くなど、共に学び合う場となっています。
学びの広い受け皿に
公立の夜間中学は県内に2校と少なく、渡部さんのように長い間学びの場を求めている方がいるのも現状です。
「行く末は会の体制を充実させ、学びたいけど学べなかった人たちの広い受け皿にできたら」と岩井さんは願います。
「いつか高校卒業の資格を取りたいけど、体力的にどうかしら」と話す渡部さんに「人生、生きている限り勉強。健康第一に、一緒にがんばりましょう」とほほ笑む岩井さん。
会には、学びを通して生き生きと輝く、たくさんの笑顔があふれています。
「あつぎえんぴつの会」では、一緒に学び直したい方や、スタッフを募集しています。
問 岩井代表TEL090- 2238-0837
〔広報あつぎ 第1224号(平成28年2月1日発行)〕

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス