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お答え:人と話してみたい気持ちに沿ったすすめ方がいいー二条淳也

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〔'''あなたのお答えを募集します'''〕⇒[[質問にお答えします]]<br>
 
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2020年2月22日 (土) 22:06時点における最新版

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人と話してみたい気持ちに沿ったすすめ方がいい

〔質問122〕30代後半の働いた経験のない息子の相談先
近接県のある女性相談センターからの問合せです。
母70代で、息子は30代後半。
息子はこれまで働いた経験がなく、いまも働けない・働こうとしません。
親はいつまでも元気でおれないのですが相談先がわかりません。
どこか相談先があれば教えてください。

〔お答え122〕人と話してみたい気持ちに沿ったすすめ方がいいー二条淳也
こんにちは。「高齢ひきこもり」というブログを運営しております、二条淳也です。
ひきこもり当事者です。

お母様が70代で息子さんが30代では、お母様はさぞかし心配されていることと思います。
一日でも早く社会に出てほしいというのが正直なところでしょう。
ですが、「一日でも早く働かせよう」と思っていると、息子さんにはその想いが伝わり、逆効果になってしまうものです。
私もひきこもりが重篤化していた頃、相手の態度から少しでも「あ! 俺を働かせようとしているな!」と感じ取ると、すぐにその相手には会わなくなりました。
強制的に何かをさせようとする態度は、すぐに相手に伝わるものです。

就労経験がなく、就労意欲もないという状況でも、「いつも家の中ではつまらない」という想いはどこかにあるのではないでしょうか。
「たまには家族以外の人と話してみたい」という想いがあっても、おかしくないと思います。
だとしたら、ひきこもり当事者が集まるような場所に行って、雑談に加わってみるというのは有効だと思います。
イヤなら次から行かなければいいし、楽しければまた行けばいい。
それぐらい気楽だと、案外続くものです。

少し私の例をお話しましょう。
ひきこもりが深刻化していて、「死ぬまで働かない」と決めていたある時期、何気なく、ふらりと近所の英会話教室に行ったことがあります。
そこは小さな教室で、最初の数回は「無料体験」ということでお金がかかりませんでした。
「一回だけ暇つぶしに行ってみよう」と思ったのです。
ところが、見学だけのつもりだったのに、私は教師から「英語で名前と職業を言って下さい」といきなり言われたのです。
名前は言えますが、「無職でひきこもっている」とはとても言えませんでした。
もちろん英語力の問題ではなく、自尊心の問題です。

傷ついたのなら次回から行かなければいいのですが、生徒さんの一人に、とても魅力的な女性がいました。
「あの女性と友達になりたいな……」と思った私は、さんざん迷った挙げ句、ハローワークに通うことにしました。
バイトは無理でもハローワークに行けば、「今は求職中なんです」と言えるからです。
やや不純な動機かもしれませんが、「好みの女性とお近づきになりたい」という気持ちが、私の足を一歩前へ進めたのです。

これは私の個人的な例であり、ひきこもりの全てに通用するわけではありませんが、社会に出るのは、何がきっかけになるか分からないものです。
家族も本人も予期しないかたちで就労に踏み出すこともあるからです。
助言になったかどうか分かりませんが、私の個人的なお話をさせて頂きました。
〔2015年2月〕
回答者と所属団体
二条淳也

あなたのお答えを募集します〕⇒質問にお答えします

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