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| − | <td width="400"></td> | + | <td width="400">問い合わせ：鹿児島大学教育学部・斎藤准教授（099・285・7911）</td> |
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| − | ===[[:Category:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
| + | [[Category:子ども食堂・鹿児島県|かごしまもりのこどもしょくどう]] |
| − | ページ名：[[かごしま森の子ども食堂]]、鹿児島県鹿児島市、パンくず（子ども食堂・フードバンク）<br>
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| − | '''鹿児島県 ／ 鹿児島県内で次々開設 子ども食堂 広がる善意 絵本読み聞かせや学習支援も'''
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| − | 子どもたちに無料や格安で食事を提供する「子ども食堂」が、鹿児島県内で次々に開設されている。<br>
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| − | 親子で食事を取ったり、みんなで勉強をしたり、食堂の狙いや取り組みはさまざま。<br>
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| − | 識者は「子どもたちの事情も地域性も違う。<br>
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| − | 多様な受け皿があってこそ、子どもたちも足を運べる」と活動の広がりに期待している。<br>
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| − | 子ども食堂は、経済的な事情などで満足な食事ができない子どもや、共働きやひとり親家庭のため、１人で食事をする子どもに料理を提供する民間主導の取り組み。<br>
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| − | 同県では飲食店店主やボランティア団体が寄付で募った食材を調理し、振る舞う形が多い。<br>
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| − | 既に鹿児島市や霧島市、鹿屋市などで開設されている。<br>
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| − | ６月にオープンした鹿児島市の「かごしま森の子ども食堂」は、県内の草分け的な存在だ。<br>
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| − | 予約不要で子どもと保護者が一緒に参加でき、月２回の開催時は毎回80人程度が食卓を囲む。<br>
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| − | ８月以降は月１回、子どもたちに宿題を教えたり、絵本の読み聞かせをしたり、学習支援も始めている。<br>
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| − | 11月19日に開設する薩摩川内市の「おばちゃんち」は、子ども限定で受け入れる。<br>
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| − | 調理や食器の片付けに加え、将来的には子どもたちと屋外での体験学習に取り組む構想を描いており、代表者の皆吉縁さん（56）は「子ども同士の方が、コミュニティーがつくりやすい」と考えるからだ。<br>
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| − | ほかにも食育をテーマにしたり、学校給食がない夏休み期間に開催したり、子ども食堂のスタイルはいろいろある。<br>
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| − | かごしま森の子ども食堂の運営に携わる鹿児島大の斎藤美保子准教授は「夜間に繁華街で働く母親向けの託児機能がある食堂があってもいい。<br>
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| − | 理念を持ち、それぞれのコミュニティーで活動が根付いていけばいい」と話している。<br>
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| − | 〔◆平成28（2016）年11月2日 西日本新聞 朝刊〕 <br>
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| − | '''貧困の子に温かい食事を 「子ども食堂」24日開催 ＝鹿児島'''<br>
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| − | ◇'''食材提供など協力者募集 鹿児島'''<br>
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| − | 貧困家庭の子どもたちに温かい食事を提供しようと、教育関係者ら有志が24日、県内で初めての「子ども食堂」を鹿児島市玉里団地で開く。<br>
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| − | 子どもの貧困は深刻な社会問題となっており、食材の提供やボランティアで協力する人を募っている。<br>
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| − | きっかけは、ある小学校の女性教諭の呼びかけだった。<br>
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| − | 県内各地で勤務してきたこの教諭は、朝食を食べずに登校し空腹で落ち着かない様子の子や、夏でも風呂に入れず周囲から孤立している子らを見てきた。<br>
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| − | ある時、毎晩外でたむろしている児童がおり、事情を聞くと家に電気やガスが通らなくなり、車中泊していることがわかった。<br>
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| − | 「何とかしたい」との思いはあったが、公務員という立場上、特定の児童の家庭に深く入り込む難しさも感じていた。<br>
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| − | 貧困家庭の子どもにこっそりおにぎりを渡そうとして、管理職に注意されたこともある。<br>
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| − | こうした子どもたちのほか、両親が共働きで１人で食事している児童らと、家庭的な雰囲気の食卓を囲みたいと考え、思いに賛同した飲食店経営者、学校教員、調理師らが応じた。<br>
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| − | 玉里団地福祉館で「かごしま森の子ども食堂」として月２回程度の開催を目指す。<br>
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| − | 食材は、無料や低額で提供してくれる生産者らを探しているほか、メンバーからの会費で賄う予定。<br>
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| − | 初回の24日は午後６時から開催する。<br>
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| − | 高校生までの子どもは無料で、大人は300円。メニューはご飯に汁物、野菜や肉、魚など栄養バランスのとれた献立を考えており、30食程度を準備する。<br>
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| − | 代表を務める鹿児島大教育学部の斎藤美保子准教授（家庭科）は「ぜひ食べに来てほしい。<br>
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| − | さまざまな分野で活動する人の力を結集し、将来的には県内の各地域に取り組みが広がり、それぞれの地域で子どもが通えるようになれば」としている。<br>
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| − | 運営する有志らは、食材を提供してくれる人や運営のボランティアらも募っている。<br>
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| − | 問い合わせは斎藤准教授（099・285・7911）へ。<br>
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| − | 〔◆平成28（2016）年6月22日 読売新聞 西部朝刊〕 <br>
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