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エンむすびの会

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==エンむすびの会==
 
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<td>福祉関係職員と小中学生などの居場所、学習教室・子ども食堂</td>
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'''勉強の後は おにぎり食べて 旭川市職員が「エンむすびの会」 子どもと大人 交流深める'''<br>
 
子どもが勉強しに訪れ、おむすびを食べる「エンむすびの会」が、7月から毎週火曜夜に旭川市内の学習スペース「常磐ラボ」(常盤通2)で開かれている。<br>
 
主宰する平島淳嗣さん(44)は生活保護担当の市職員で、行政の枠に縛られない支援のあり方を模索して1カ月余り。<br>
 
同会は、子どもと大人が交流し合う場となっている。<br>
 
8月1日午後7時半ごろ、勉強を一段落させた小中高生や親、地域住民ら計16人に、旭川市内の米農家で同会の活動に協力する高倉晴美さん(52)が、おむすびとみそ汁を振る舞った。<br>
 
温かい食事をとると参加者同士の会話が自然と弾む。<br>
 
「学校が荒れてて落ち着いて勉強できない」「夏休みがずっと続けば良いのに」。<br>
 
子どもの何げない言葉を大人が受け止める。<br>
 
クラーク記念国際高2年の岡崎圭祐さん(16)は同会の常連だ。<br>
 
母子家庭で母の体調が優れず、満足に食事をとれないこともあるという。<br>
 
常磐ラボの催しで知り合った平島さんに誘われ、積極的に参加。<br>
 
毎回、おむすびを2個以上平らげて、みそ汁を飲む。<br>
 
「手作りはおいしい。いろんな人と話して笑いあえるのが幸せ」。<br>
 
勉強好きで年下の子に教えることもある。<br>
 
平島さんは昨年4月、市の生活保護担当に。不登校の子どもと接したことが、活動を始めるきっかけとなった。<br>
 
不登校になる原因は精神的な部分や学校、貧困などが複雑に絡み合っている。<br>
 
教育や福祉、保健の各部署が縦割りで対応する行政では、問題の解決に限界があると考えた。<br>
 
旭川市内の子ども食堂の運営に関わったことも刺激になった。<br>
 
「組織の枠を超える必要がある場合は、役所の外の方が動きやすいと感じた」<br>
 
現在、常磐ラボは無償で使わせてもらい、米は親しい農家からの提供だ。<br>
 
みそは平島さんと高倉さんの自己負担。<br>
 
いずれは自立して運営する方法を考えなければならない。会の活動を始めて分かったことが一つ。<br>
 
「来るのが楽しい。子どもの居場所をつくろう思っていたけど、自分の居場所を与えてもらっています」と平島さんは笑う。<br>
 
〔◆平成29(2017)年8月11日 北海道新聞 朝刊地方〕 <br>
 
  
 
[[Category:食のニュース|えんむすびのかい]]  
 
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2021年11月7日 (日) 08:42時点における版

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エンむすびの会

種類・内容 福祉関係職員と小中学生などの居場所、学習教室・子ども食堂
所在地 北海道旭川市常盤通2 学習スペース「常磐ラボ」
TEL
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