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カリヨン子どもセンター

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社会福祉法人 カリヨン子どもセンター

所在地 東京都新宿区
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(子どもと貧困)頼れない親:下 「お金貸して」母に迫られ
昨年12月、北関東の女性(21)の携帯電話に母親から電話がかかってきた。「車が壊れて、車検も切れちゃう。お金貸して」
女性は出産を控え、生活保護で一人で暮らしていた。「私もお金ないのわかってるの?」と言っても聞かない。
金の無心は約3年前から繰り返されている。少しでも連絡が来なくなるならと、(た)めていた10万円を渡した。返済はない。
幼いころ両親が離婚。母親に引き取られた。精神疾患のある母からも、母の交際相手からも暴力を振るわれ続けた。
中3で教師を殴り、児童自立支援施設へ。進学を望んで退所したが、母は「金は出さない」。家にいるのも嫌で、数カ月間、公園で寝泊まりした。
児童相談所の紹介で16歳の時に自立援助ホームに入り、19歳で退所して居酒屋で働いた。
母が金を要求してくるようになったのは収入が安定したころだ。しつこく迫られると諦めてしまう。
生活費が足りず、風俗店でも働くようになった。昨春妊娠し、仕事をやめた。
結婚はせず、自立援助ホームの施設長だった男性が始めた支援団体のサポートを受けて、1月に生まれた長男を育てている。
ただ、母とのつながりは断てない。「助けないと、という思いもどこかにある」
通帳奪われ、逃げられず
大阪府に住む男性(25)もバイトで得た収入を、親に奪われ続けた。小学1年から同居を始めた継父に暴力を受け、4年生で児童養護施設へ。
外泊や食事のたびに継父が優しくなったように感じ、大学進学時に実家に戻った。同居後まもなく、継父から「月5万円を家に入れろ」と約束させられた。
パチンコ店で働き始めたが、足りない月があり、通帳を取り上げられた。自分の金はなく、逃げられない。
言われるまま働く時間を増やした。月20万円以上にもなった稼ぎは、無職の継父のパチンコ代などに消えた。
母親は黙って従っていた。大学に行く時間がなくなり2年で退学。奨学金約300万円の即時返還を求められた。
「奨学金を返すため」として継父はバイトを増やすよう迫り、返すまで家を出ていくなと命じた。
継父のために働く日々がさらに1年半。逃げる金を稼ごうと深夜のコンビニでこっそりバイトを始めた。
継父にばれて殴り合いになったが、小学生の時と違い「対抗できる」と気づき、22歳で家を飛び出した。
助けてくれたのはパチンコ店の同僚たち。継父が来るかもしれないと1週間ほど休んだ後、仕事に復帰させてくれた。
3カ月ほど家にも居候させてもらい、部屋を借りる金を貯めた。
その後、支えてくれた女性との結婚を意識し始めたが、奨学金の借金をともに背負わせるのは嫌だった。
出身施設の職員に相談し、弁護士を紹介された。親には、家を出る前の2年間だけで440万円払っていたが、借金自体は減っていなかった。
自己破産し、戸籍から抜けて両親と決別。今年、女性と結婚した。
「親を捨てたという負い目はある。でも新しい家族のことを考えたら、これしかなかった」
経済的虐待、新たな支援体制を
親に奨学金やバイト代を取られるなどの経済的虐待は、児童養護施設や自立援助ホームを出た若者や、子どもに依存する困窮家庭で起こりがちだ。
10代の緊急避難シェルターを運営するカリヨン子どもセンター理事長で弁護士の坪井節子さんは「子どもに使われるべき財産が親に奪われる背景には、心理的、身体的虐待がある」と話す。
センターで支援する子のうち、経済的虐待については2004年の創設以来、数十人いた。
弁護士らが児童相談所(児相)と連携して親と協議し、保護継続が必要な場合は子どもの居場所を知られないようにして施設入所や進学、就職などを支援する。
児相で働いた経験がある日本大の井上仁教授(児童福祉)は「児相が経済的虐待にも介入すべきだが、生死に関わる虐待に追われ余裕がないうえ、18歳未満までしか関われない」と指摘。
18歳以上に対応する窓口や、施設を出た若者を継続的に支える仕組みが必要と訴える。
□主な相談窓口
<カリヨン子どもセンター(東京)> 10代からの相談に応じ、必要な時は子どもシェルターで保護。カリヨンを含む全国の子どもシェルターと相談機関計15カ所も紹介できる。
相談は東京弁護士会「子どもの人権110番」(03・3503・0110)を通じて受け付ける。
時間は月~金曜の午後1時半~4時半と午後5~8時、土曜の午後1~4時
<子どもの人権110番> 
最寄りの法務局・地方法務局につながり、法務局職員か人権擁護委員が、虐待やいじめ、体罰などの相談に応じる。
電話は0120・007・110(平日の午前8時半~午後5時15分)
〔◆平成28(2016)年5月10日 朝日新聞 東京朝刊〕 

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