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フードバンクぎふ

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2017年11月10日 (金) 20:30時点における版

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フードバンクぎふ

格差の先は  '17ぎふ衆院選(上)待ちわびる食材提供 ひとり親世帯 家事、育児に追われ困窮
自宅の玄関先で、カップ麺や菓子の入った袋を待ちわびたように受け取る。
岐阜市に住むシングルマザーの女性(40)は、生活困窮者向けの食料支援団体「フードバンクぎふ」から食材の提供を受けている。
「食べるものがないときに相談に乗ってもらう。本当に助かる」
20歳から2歳までの子ども4人を育てる。
2人は身体や知的の障害があり、月10万円にも満たない自身のパートの収入に、低所得のひとり親家庭向けの児童扶養手当などを合わせて生活費をやり繰りする。
食べ盛りの子どもを抱え、安いスーパーで買い物しても食費に月5、6万円かかる。
正社員として働きたいが、幼い子がいるため、休みの融通の利くパートを続ける。生活保護の申請を考えた時期もあった。
給料や手当の支給日前は周囲にお金を借りに走ることもあり、「お金が全く手元に残らない」とため息をつく。
子どもの入学時には制服代などまとまったお金が必要で、「教育無償化というなら、準備にかかる費用も何とかしてほしい」と訴える。
厚生労働省の2016年国民生活基礎調査によると、ひとり親世帯の子どもの貧困率は50・8%で、2人に1人が貧困に当たる。
ひとり親世帯を対象にした県の13年度調査でも母子世帯の平均年間収入額は236万円にとどまり、100万~200万円の割合が34・1%を占める。
フードバンクぎふの岐阜地域を担当する森下満寿美さん(56)は「支援するひとり親家庭は、パートや非正規社員の母親が多い。
家事と育児に追われ、責任のある立場の正社員に就くことを躊躇(ちゅうちょ)してしまう」と指摘する。
岐阜市の高田恵子さん(29)=仮名=は2年前に離婚し、長女(2)を連れて実家で暮らす。
服飾の内職で月5万円程度の収入を得ているが、元夫からの養育費を含めても生活にゆとりはない。
「実家暮らしだから生活できる」と本音を語る。両親は自身が20歳のときに別居した。
高校時代は、父親の借金で進学を断念した。
いまは少ない収入から娘のために月2、3万円を積み立てている。
将来的には、長女と2人で暮らすため、仕事を探すつもりだ。
お金で娘を困らせるようなことはしたくない。「月並みの生活ができれば」と願う。
〔◆平成29(2017)年10月20日 岐阜新聞 朝刊〕

フードバンクぎふ:活動3年 食品の有効活用進む コストコ参加「廃棄より社会貢献」 /岐阜
規格外や賞味期限が近いなどの理由で、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を集め、食べ物に困っている人や施設に無償で届ける「フードバンク」の活動が、県内でも少しずつ広がっている。
大垣市に拠点を置く「フードバンクぎふ」の活動を取材し、その可能性と課題を追った。
広がる支援の輪
主に岐阜市や西濃地域で活動する「フードバンクぎふ」は約3年前に発足。
スタッフは全員ボランティアだ。
活動当初は、名古屋市でフードバンク活動を展開しているNPO法人から提供される食品が主だったが、活動が広まるにつれ、近隣の農家からコメや野菜が寄せられるようになり、さらに昨年11月に羽島市にオープンした会員制大型量販店「コストコ岐阜羽島倉庫店」からもパンが寄付されるようになった。
同店内で焼くパンは品切れしないよう多めに製造する。
しかし、賞味期限1日前になると陳列できないという社内規定があるのでどうしてもロスが出る。
そうしたパンをフードバンクぎふを含む数カ所の団体に日替わりで寄付している。
矢部充彦店長は「ただ廃棄するより社会貢献できる方がいい。
少しでも困っている人の役に立てばうれしい」と話す。 
パン以外にも焼き菓子や野菜など常温保存できるものは寄付する。
□「もっと周知を」 
今年1月に初めて利用した岐阜市内の女性(37)は、食べ盛りの中学1年の男の子を育てるシングルマザー。
病院の看護助手として朝から夕方まで働き、さらに軽作業の仕事も掛け持ちする。
それでも家計は苦しく、息子には「給食をお腹いっぱい食べてきなさい」と言い聞かせる。
自分は8枚切りの食パン1枚だけで1日を終えたこともあった。
テレビでフードバンクの活動を知り、すがるような思いでインターネットを調べ、フードバンクぎふの存在を知った。
電話で相談するとすぐに缶詰のスープや米が届いた。
女性は「特にお米はうれしかった」と話し「知人のシングルマザーもフードバンクのことを知らなかった。本当に必要としている人にまで情報が届くよう、もっと広まってほしい」と話す。
ミスマッチも
3月、フードバンクぎふのボランティアスタッフ10人ほどが事務所で問題点を話し合った。
寄付できる食べ物とニーズが必ずしも一致しないことを挙げる声が多かった。
パンやスープは子どもや若者には喜ばれるが、パン食になじみのないお年寄りには断られることもあるという。
また、スタッフ不足や寄付される食品の量が一定でないことなどから積極的な情報発信ができずにいる。
フードバンクぎふの赤星守雄代表(77)は、活動を始めて「苦しい生活をしている人が岐阜にこんなにいるのか」と驚いたと話す。
食べる楽しみを失っている人が多いといい、「食品を渡すことだけが目的ではない。食べる楽しみをもう一度知ってもらい、生きる活力を出してもらうのが目標」と語る。
現在、フードバンクぎふに定期的に寄付する企業はコストコだけだ。
矢部店長は「より多くの小売店などが参加し、もっと食べ物を無駄なく回していける社会になれば」と話す。
……………………………………………………………………………………………………
日本の食品ロス
農林水産省によると、まだ食べられるのに捨てられた食べ物、いわゆる「食品ロス」は2013年度の推計で全国で年間約632万トンに及ぶ。
うち、企業による排出は約330万トン、家庭からの排出は約302万トン。
一方、全国のフードバンクの活動による食品ロスの削減量は、13年は約4500トンで、企業が排出した食品ロスのわずか0.1%にとどまっている。
〔◆平成28(2016)年6月21日 毎日新聞 地方版〕
 

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