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| <th>所在地</th> | | <th>所在地</th> |
− | <td>三重県浜松市</td> | + | <td>愛知県浜松市</td> |
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− | <th>FAX</th> | + | <th>種類・内容</th> |
− | <td></td> | + | <td>農福連携の先駆け。<br> |
| + | 約1.5ヘクタールの施設でネギやミツバなどを栽培。74人のうち24人が障害のある人で、企業などから受け入れている人を含め計40人の障害者が働く。</td> |
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− | ===[[:Category:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
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− | 農福連携の先駆けといわれる京丸園(浜松市)の鈴木厚志社長は近年の関心の高まりを実感する。<br>
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− | 約1.5ヘクタールの施設でネギやミツバなどを栽培。74人のうち24人が障害のある人で、企業などから受け入れている人を含め計40人の障害者が働く。<br>
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− | 障害者の雇用を始めた20年ほど前はまだ障害者の働きの場を生み出す観点が主だった。<br>
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− | 近年は「障害者雇用の促進や農業者の人手不足を背景に、農業、福祉、企業の3者による連携が進んでいる」(鈴木社長)という。<br>
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− | 雇用を通じて自らが飛躍するきっかけにもなった。<br>
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− | 例えば、苗を植え付ける際、従来は水平に素早く植える職人技が必要だったが、特別支援学校の先生のアイデアで、下敷きを使えばより簡単にできるとわかった。<br>
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− | 作業を細分化し誰もができるようにすることで、製造業のような生産性の高い分業体制ができ、売り上げは20年前に比べ5倍にまで拡大した。<br>
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− | 鈴木社長は農福連携のカギは「障害者が加わることで、今より強い農業を作り出すことにある」と強調。<br>
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− | 併せて農業者、企業、福祉関係者が「それぞれの強みを生かして密に連携をとることが重要だ」と指摘する。<br>
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− | 下請けを発注していた工場の海外移転など、福祉側は新しい就労分野の開拓を求められている。<br>
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− | 一方、農家も人手の確保は急務。<br>
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− | こうした課題を抱える農業分野に、雇用機会や賃金の向上を目指す障害者が就労できれば、双方にメリットは大きい。<br>
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− | 7月、「農福連携全国都道府県ネットワーク」が発足した。<br>
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− | 先進事例の情報交換や発信などで連携し、国への政策提言などを進める狙い。<br>
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− | 会長を務める鈴木英敬・三重県知事は、「障害者が農業の担い手として活躍し、地域の課題解決につながる事例も生まれてきている」と指摘する。<br>
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− | 三重県では障害者に農作業を教える農業ジョブトレーナーの育成などを進めているが、鈴木知事は「農福連携を進めるには県境を超えた連携が重要だ」とし、幅広いネットワークを作る考えだ。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年10月9日 日本経済新聞 電子版〕 <br>
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